タンペレ
1日フリーな日を設けていたので、ヘルシンキ以外のフィンランドのどこかに行こうと思ったものの、思っていた以上に興味をそそられる場所がありませんでした・・・
というわけで、なんとなくフィンランドの第2都市である、タンペレという街へ行きました。ヘルシンキからは電車で2時間ぐらいで簡単に行けます。
タンペレ駅前。ヘルシンキで見たような、団体観光客のような姿は、全く見かけませんでした。しかし、観光客が全く来ないというわけではない雰囲気。
駅前の道を右側に歩いて10分ぐらいすると、こちらのタンペレ大聖堂が見えてきます。
大聖堂内は、丸形ステンドグラスと、壁に描かれた絵がちょっと変わっていて面白いですが、まぁそれ以外は特にといった感じ。
駅前のハメーン通りという道をまっすぐ正面に歩いていくと、10分ぐらいで街の中心と思われる場所に出ます。ここらあたりからはバスが多く出ています。インフォメーションセンターもここらあたりにあります。
とりあえずバスに乗って向かった先は、街の外れにあるプーニッキ公園にある展望タワー。山中のバス停から階段を上がっていくと、見えてきます。
展望タワーからは、タンペレの街が一望できます。タンペレは湖に囲まれた街なので、この展望台からはぐるっと一面に湖が見渡せます。
展望台の1階には小さなカフェがありました。ドーナツが有名らしいので、とりあえず食べてみることに。ふんだんにまぶしてある砂糖にごまかされることなく、ちゃんとドーナツの味もしていて、思ったより美味しかったです。
プーニッキ公園からの帰りに立ち寄ったのは、こちらのタンペレ市立美術館。
この市立美術館の地下には、ムーミン谷博物館があります。もともとムーミン谷博物館は市立図書館内にありましたが、2013年にこちらに移されたとのこと。そして、このムーミン谷博物館も2016年10月で閉館となり、今度は駅近くのタンペレホールに移されて2017年より新装開店となるようです。たらいまわしにされてますね。。。
特にムーミン好きということは全く無いわたくしですが、とりあえずムーミン谷博物館を見学してみました。しかし博物館は規模も小さく(30分以内に見て回れる)、写真撮影も不可でしたし、たとえファンだったとしてもわざわざ見に来るようなものではないなという印象。来年から新装開店する博物館は展示品も増えるらしいので、そちらにご期待くださいといったところなのでしょうか。
あとは適当に街をぶらぶらした後、ヘルシンキへ戻りました。特にこれと言って見るものがあるわけでもないタンペレですが、ヘルシンキ同様に人はとても親切でいい印象を受けました。やはり豊かな国に住む人々は、観光客に対して優しく、心に余裕がありますね。こういうのを本当のオモテナシっていうんだろうなと思います。
というわけで、夏休み旅行のレポートはこれで終わりです。
ちなみに次回からは、先日に友人と訪れたアイスランドレポートが始まります(笑)。
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