ミッテンヴァルト
ガルミッシュ=パルテンキルヒェンから東へ電車で20分程度の所に、ミッテンヴァルトという小さな町があります。
こちらはミッテンヴァルト駅。 背後にはカーヴェンデル山という高い山が聳えていますが、それについてはまた後ほど。
ミッテンヴァルト駅前の道をまっすぐ歩いていくとすぐ、この小さな町の中心地にたどり着きます。
街の中には、このオーバーマルクトという道があり、この通り沿いにはフレスコ画がきれいな小さな家がたくさん並んでいます。奥に見えているのは、この町の教会です。
教会前には、このような彫像があります。これは、マティアス・クロッツという人の像で、イタリアでバイオリン製作を学び、この町にその技術をもたらした人です。
そのため、この町ではバイオリン製作が盛んで、今もバイオリンを作るマイスターのおうちがいくつもあります。
教会の裏手には、こちらのバイオリン博物館があります。
小さな博物館ではありますが、中ではミッテンヴァルトでのバイオリンの歴史やバイオリンの展示があります。入り口では写真のようなバイオリン工房の再現もありました。
すぐに見て回れる小さな町ですが、雰囲気は落ち着いていてとてもいい感じです。ここでゆっくり過ごすのもオススメです。
一人旅でなければゆっくり過ごすのも好きなのですが、一人でいると「ゆっくりする」という選択肢が脳内から消え、「とにかく動く 」という思考になってしまうのがこの私。
というわけで、駅の背後に高く聳え立つカーヴェンデル山に登りました。山頂まで運んでくれるロープウェイが駅の裏手から川を渡ったところにあり、それに乗ります。
山頂からはミッテンヴァルトの町をはるか下に見ることが出来ます。
山頂は登って終わりということはなく、ある程度のハイキングコースがあり、十分に時間をつぶすことが出来ます。もちろんレストランもあるので、ハイキングで汗をかいた後にビールでくつろぐことも。
観光客もそれほど多くないので、マイペースで過ごせる居心地の良い場所でした。
(続く)
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