猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ロマンティック街道・自転車旅(9)

ローテンブルクの後はさしたる観光する街も無いので、直線的にヴュルツブルクまで行ってしまいたいところですが、実際のロマンティック街道はこの区間(ローテンブルク~ヴュルツブルク)を大回りするように道が走っているという嫌がらせ感。

またこの区間は、バイエルン州とバーデン=ヴュルテンベルク州を出たり入ったりします。

 

なお、この日も朝からすごく暑かった。。。

 

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ローテンブルクを出た後は、基本的にタウバー川に沿って走ります。タウバー川と言っても、この写真奥に見える程度の、小さいフツーの川なのですが。

 

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川が流れるタウバー渓谷はワイン製造で知られ、斜面にはブドウが植えられています。

 

そんなタウバー渓谷を走りながら、とりあえずまずは、クレクリンゲンという街まで行きます。渓谷ですので、全く平坦な道ということはありませんが、それでも長い急な坂があるわけでもなく、まぁ普通に走れる道といったところ。

 

そうこうしていると、クレクリンゲンに到着。ここから1㎞ほど寄り道をして、ヘルゴット教会というところに行きます。

 

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この田舎の道沿いに建つ小さな建物が、ヘルゴット教会です。

 

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ヘルゴット教会の中には、リーメンシュナイダーの彫刻である「聖母マリアの祭壇」があります。

汗だくのまま、教会でしばらくこの祭壇を眺めておりました。ローテンブルクの聖ヤコブ教会でもそうですが、デカイなー、ぐらいの感想しか出てこなかったのがなんとも情けないですが。

 

さて、ヘルゴット教会をあとにしてクレクリンゲンに戻り、次はヴァイカースハイムという街を目指します。

 

再び、タウバー川沿いを走る走る。。。

 

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そうしていると、ちょうどここヴァイカースハイムのマルクト広場に出ました。ここのすぐそばに、この街の見どころであるヴァイカースハイム城があります。

 

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こちらがヴァイカースハイム城。バロック様式の庭園や、城内の騎士の間が見どころです。なお、城内は撮影禁止でした。

 

あまりの暑さと疲労で疲れたので、マルクト広場でしばしご休憩。やはり天気がいいせいかサイクリングで来て休憩している人も多いな、とマルクト広場を見て思ったのですが、どうやらここヴァイカースハイムは、いくつかのサイクリングロードが交わる街の模様。

 

そして、再び出発。この日の宿泊先は、ラウダ=ケーニヒスホーフェンという田舎街で、まだまだ先です。は~さすがに自転車で走るのも飽きてきた~、という気持ちが漂う。

ヴァイカースハイム以降、道はほぼ平坦になり、走りやすいのはいいけれどそれもやや退屈感に拍車をかけることに。。。

 

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途中、バート・メルゲントハイムという街を通過しました。ここは温泉がある保養地のようで、保養地らしいそれっぽいホテルもいくつかありました。写真のこの場所はマルクト広場で、奥に見える白い建物がドイツ騎士団の城館になります。噴水には、ドイツ騎士団団長ミルヒリングの像が。

 

ここで、ちょっとだけ休憩 。

 

さて、その後も再び走り続けて、ようやくラウダ=ケーニヒスホーフェンに到着。田舎らしく、あまり人の気配がない。そして、携帯の3G回線がつながらない。

 

着いた頃には、すでに夕方ぐらいになっておりました。いやぁ、この日は走りっぱなしでした。 

 

 

そして、翌日がこのロマンティック街道自転車旅の最終日(予定)で、ゴールのヴュルツブルクまで一気に向かいます。

 

 

いやもう、あっさりゴールさせてくれ~、といったところですが、はたして。

 

 

 

 

この日の走行距離、約68㎞。

 

 

 

(続く)

 

 

 

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