ロマンティック街道・自転車旅(反省会)
というわけで、全10回に分けての自転車旅の記事でした。
せっかくなので、気付いた事とか反省点をまとめておきます。
まず、荷物が重い。
実際は容量30Lのリュック一つを背負っていただけなのですが、これが結構しんどい。平坦な道を走るうえでは特に苦にはならないのですが、坂があるとキツイ。荷物はなるべく軽くするのがベストかと思います。
今回、一眼レフカメラを持ち歩く、という暴挙にでていたので、余計に荷物が重かった。
着替えの服も数着持ち歩いて、コインランドリーで洗濯・乾燥して着回すという方法を目論んでいましたが、ここにも誤算が。なぜかというと、思った以上にコインランドリーが無い、という事実。自分が住んでる街にすらあるんだから、どこの街にでも一つぐらいはコインランドリーがあるだろうと思っていたのに、案外ありませんでした。結局は、宿泊先にあった洗濯機を使う、もしくは貸してもらうという方法で乗り切りました。服は、速乾性のモノを持って行って自分で洗った方がいいかも。
次は、自転車の手入れは事前に完璧に、ということ。まぁなんだかんだでパンクなんてしないだろう、と思っていたらあっさりとしましたので。パンク対策には、パッチを持っていくよりは、替えのチューブを持っていく方が手っ取り早いなと思いました。幸い、どの街にも自転車屋はありますので、何か問題があってもある程度は旅の道中でも対応可能です。ただ、周りになーんにもない人の気配もないような所も通りますので、そういう時にトラブルがあると。。。と考えると、ある程度の備えはしておきたいところ。
お次は、走る時期。ドイツといえども、夏真っ盛りはそれなりに暑い。もうちょっと気温が落ち着いてからの方が、走りやすかったなぁとは思います。しかし、これもなかなか難しい所。なぜかというと、ドイツは気温の変化が極端で、実際この旅の最後の日から数日後ぐらいには気温が30度オーバーから10度台になりましたので。9月ぐらいが一番いいのかも。
1日当たりの走行距離は、40-50㎞程度に抑えておくのが楽です。自転車ガチ勢の方はさておき、素人が1日走って問題ない距離なのはこの程度かなと。午前走って、午後からは観光もしくは体を休める、というサイクルだと無理なく続けられると思います。毎日朝から夕方まで走るというような計画にすると、途中で嫌になると思います。
一応定期的に道を示す標識があるとはいえ、それでもいつもあるわけではありません。道が分かれていて、肝心な時に標識が見当たらないときにとても役に立ったのがiPhoneでの地図チェック。GPSがあるので、自分が今どこにいて、どの道が正解かも一発です。おかげで大きく道に迷うことがありませんでした。これなかったら、詰んでるシーンがいくつかあったかも。あと、思ったのが、iPhoneをハンドルに固定するホルダーみたいなのを買っておけばよかったなということ。いちいちポケットやバッグからiPhoneを出すのは面倒ですし、落とす可能性も高まります。実際、走行中に1回思いっきり道路に落としてしまいました(壊れなかったけど)。途中、自転車屋で買えないかなぁと思ったけど、どこも取り扱ってませんでした。
まぁいろいろ困難もあったものの、今思えばそれらすべてがよい思い出です。皆様も、ドイツ・ロマンティック街道の自転車旅など、いかがでしょうか?
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