インヴァネス
エジンバラの次は、インヴァネスに移動です。電車で移動するため、とりあえず駅へ。
駅で電車の出発スケジュールを見てると、なんか挙動が怪しいなぁ、と思いながら待ってたら、更新が完全に止まってしまいました。この日、スコットランドをストームが襲い、電車が完全ストップしたのです。なんか外がやけに強風だなとは思ってたんですよね。
ホームの他の方々は復旧を信じて待っていたようですが、たまたま立ち話した整備員のおじさんに「今日中の復旧は無いと思う」と助言をいただいたので、高速バス移動に切り替えました。
というわけでバス移動です。バスターミナルは、電車が止まったことによりバス移動に切り替えた人たちで混雑しておりました。
で、そうこうしてると、インヴァネスのバスターミナルに着きました。インヴァネス駅の横にあります。
インヴァネスの街自体は小さく、そしてさほど見るものもないという。。ネス川という大きな川が流れており、その川沿いに教会やお城が建っています。まったりとした感じがあるので、のんびりはできそうです。
そんなインヴァネスは拠点として利用するために滞在し、ここからレンタカーであちこちへ遠征しました。
まずはコーダー城。インヴァネスから車で30分ぐらいです。シェイクスピアの「マクベス」はここを舞台として書かれたとか。敷地へのバッグ持ち込みが禁止なので、手荷物は車に置いておく必要がありました。城内の見学が可能です。こじんまりとした城なので、見学はあまり時間がかかりません。
城内だけでなく、この城は庭も奇麗なので、歩いて見て回ると楽しめます。
城にはお土産屋さんとカフェがありました。メニューにハギスのバーガーがあったので、性懲りもなく食べてみることに。実はエジンバラとは別の場所で食べたらおいしいんじゃないかと思ったものの、 やっぱり独特の臭みがあり、我慢しながら無理やり完食。これ以降、ハギスには手を出しませんでした。
コーダー城はそれほど時間かからずに見終わりましたので、次の目的地へ。
お次はネス湖。インヴァネスから南へこちらも車で30分ぐらい。車で走ってると、途中で道沿いに大きな湖が目に入るようになります。
ネス湖と言えば「ネッシー」。私が子供の頃はネッシーが話題で、ネス湖のネッシーという言葉はずっと忘れられないものでした。ようやく来てやったなという感じ。
ネス湖の近くにはネッシーショップというお土産屋さんがあります。
こちらにはネッシー関連グッズがたくさん売っています。ぬいぐるみも大量に。かわいいのからイマイチなやつまで多様です。
また、外にはネッシーのハリボテ像もありました。顔が若干怖い。色あせてる所に時の流れを感じる。。
ネス湖で一番の観光地といえば、ここアーカート城になります。というかここぐらいしかないです。駐車場に車を停めて、チケットを買い入場します。実は駐車場から遠巻きにアーカート城が見えるので、近寄らんでもええわ、っていう人は中に入らなくてもよいかもしれません。
とはいえ、せっかくきた以上はと思い、アーカート城内へ。少し歩いていく必要があります。
アーカート城は13世紀に建造され、古い歴史を持っています。度重なる襲撃を受け、今では城は廃墟となっています。
ネッシー出てこないかなぁ、などと子供のようなことを思いながらネス湖湖畔の古城を眺めるのは、なかなか悪くありません。ネッシー・・・
インヴァネスを拠点に向かった最後の場所は、グレンフィナンという場所。こちらは車で片道2時間かかるので、1日必要です。
ここにはグレンフィナン陸橋という高架橋があります。この場所は、映画ハリーポッターに出てくるため、ファンにとっては非常に有名な場所となっています。私はハリーポッターには全く興味がなく見たことないので、全く知りませんが。。
このグレンフィナン陸橋は、ハリーポッターのホグワーツ特急のモデルとなったジャコバイト号という蒸気機関車が通ります。その瞬間を見るために、多くのファンが訪れています。
待ち構えていると、定刻通りに蒸気機関車がやってきました。ハリーポッターファンからすれば、感動の一瞬なのでしょう。 しかし、ハリーポッターを見たことが無い私にはよくわかりませんでしたが・・・
待ち構えているファンのためにこの高架橋ではゆっくり走ってくれるのかと思いきや、一瞬で走り去ってしまいました。遠路はるばるやってきたのに、あっけない。話のタネにはなるからよしとしよう。
(続く)
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