JAPAN2019-03
3月は学会等の用事で、日本に1週間ほど帰っていました。
フライトはフランクフルト→ウィーン→羽田というルートです。オーストリア航空でしたがANAとコードシェア便のため機内サービスはほぼ日本の空気が漂ってました。
これまたどうでもいい、機内で見た映画について。
「くるみ割り人形と秘密の王国」
ディズニーの映画。雰囲気や世界観はよかったとおもいますが、如何せんストーリーが平凡でした。完全に子供向けと言うほどでもないし、どの層をターゲットにしたのだろう。
ハリポタと共通の世界観であるファンタスティック・ビーストシリーズの1作目。正直、ハリポタより面白いと思いました。
ファンタスティック・ビーストシリーズの2作目。1作目がよかったので続けて見ました。ストーリーがややヘビーな感じになりましたが、次回作が気になるところ。
「ヴェノム」
スパイダーマンの敵であるヴェノムに焦点を当てた作品。寄生獣的な感じがありますが、そこまで寄生生物と宿主の繋がりを描いているわけでもないので、軽い感じで見れました。
映画を見てたら、無事羽田に着きました。朝7時に着いたので空港で朝食を食べようと思ったものの、あんまりお店が開いてなかった。
その後空港から目的地まで、高速バスで移動。行き先は、つくば市。今まで一度も行ったことなかったので、今回初上陸です。
つくば駅およびつくばバスターミナル周辺。通常、駅前ともなると、もっとにぎわっているもんですが、人の気配がほとんどない・・・人口は20万人以上のはずなのに。
数日つくば市に滞在して思いましたが、なんていうか生活感が無い無機質な街ですね。。。街外れにはモールがあるようなので、みんな車でそちらへ行くのでしょうか。
最初に行ったのは、日本のNASAであるJAXAの、筑波宇宙センター。
人工衛星打ち上げ用のロケットであるH-IIロケットが展示されています。背後のJAXAのビルと共に、記念撮影スポットです。
スペースドームと呼ばれる一般見学者向けの展示館があります。入場無料です。
内部では、実物大の人工衛星などが展示されています。
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大モデルがあり、実際に中に入ることが出来ます。
打ち上げロケットの縮小スケールモデル。このそばには、ロケットエンジンの展示もありました。
スペースドームの隣の建物では、小さいながらもお土産コーナーがありました。また、有料でガイドツアーもやっている模様です。
長く滞在する場所ではないですが、宇宙やロケット好きなら訪れる価値があるかも。
次に行ったのは、筑波山。つくばやま、ではなく、つくばさん。駅前のバスターミナルから、30分毎にシャトルバスが出ていました。
バスから見た筑波山。男体山と女体山の二つの山からなり、それぞれ標高が871mと877mとなってます。
シャトルバスは、ここ筑波山神社前か、ここより先にあるつつじヶ丘と言う場所に停まります。とりあえず今回は、神社前で降りました。
筑波山神社前には大きな鳥居が。この鳥居を通って歩いていきます。
しばらく歩くと、筑波山神社の拝殿に到着します。
拝殿からちょっと離れた所には、筑波山山頂へ向かうケーブルカーの駅があります。歩いて登る気力は無いので、こちらでお手軽に山頂まで。
こちらは、筑波山山頂駅前です。多くの登山客がいました。この写真の奥のほうに向かって歩いていくと、女体山の山頂に着くようですので、歩いてみました。男体山の山頂はこの写真の背後の方角ですが、時間の都合で行きませんでした。
歩いて15分ぐらいで、女体山の御本殿に到着します。こじんまりとした、小さな社です。
女体山の御本殿の奥が山頂になっています。絶えず人がいました。日本百名山なるリストがあるようで、そのうちの一つがここ筑波山とのことです。
たしかに、山頂からの景色はきれいでした。天候がよければ富士山も見えるらしいです。
女体山山頂から男体山山頂を見たのがこちら。ふもとがケーブルカーの山頂駅で、そこから徒歩10分ぐらいで男体山山頂の御本殿に行けるそうです。
女体山のはるか下には、つつじヶ丘という場所があり、女体山山頂からここまでロープウェイが出ています。
山頂から歩いておりる気力は無いので、ロープウェイで降りてきました。
ロープウェイの駅は、お土産やさんと直結してます。お土産の種類も豊富で、ここで買っとけばいいかなという感じ。
ここはまぁいたって普通のお土産屋さんでしたが、そばにもう一つ、不思議なスポットが。
それがこの、「筑波ニュー三井谷」というお店とその横に位置する「ガマランド」。なんでしょう、遠巻きでも見た瞬間に漂う場末感で、ここは絶対に見逃せないという雰囲気を放ってます。
厳つい顔をした巨大蛙が座ってます。奉納は300円らしいです。筑波山名物ガマの油なのでカエルなのはわかりますが、お願いするのに、何故こんなでかいしかめっ面したカエルなのか・・・
山中より出土とあるが、どう見ても人間が作ったとしか思えないような、拳の形をした石。
ガマ洞窟なる怪しい場所。入場券は500円とのことで、高いしいらん、と思ったものの、今思えば入っとけばよかったと後悔してます。
階段を登って上に行くと、いつの時代からタイムスリップしてきたのかと思うような遊具が多数ありました。どれも、動く気配は微塵もありません。
唐突に謎の怪文章が展示されており、なんのこっちゃと思っていると、
その先には確かに、屋上で佇むカエルがいました。背中にシマウマみたいなのが乗っていますが、どういうことなのかはもはや考えないようにしました。
一番上にはガマ大明神という大きなカエルがいました。こちらのカエルは割りとかわいらしい。どうやらここらへんから女体山山頂への登山口になっているようで、無事の登山をここでお祈りしていくのでしょうか。
などなど、突っ込みどころのあるレトロな雰囲気をぷんぷん漂わせてました。お土産やさんや食堂もあったのですが、利用はしませんでした。中に入ってみればよかったなぁ。
その後、つつじヶ丘から、つくばセンターまでのシャトルバスがありますので、それに乗って戻りました。
つくばでの用事が終わった後は、新幹線で京都へ。京都は完全に私用での滞在です。翌日の朝に関空からフランクフルトへの直行便で帰りました。
以下、帰りの機内で見た映画について。
「ザ・プレデター」
1作目のプレデターが好きなので、この最新バージョンのやつを見てみました。展開が軽かったり、グロさを強調してたり、主人公にいまいち魅力を感じないあたりが、なんとも。やはりシュワちゃんは偉大だった。
「オデッセイ」
火星調査に来てたグループが、調査を中断して火星を脱出するも、アクシデントにより一人だけ火星に取り残された人の話。 火星での孤独や不安などを描くのかと思いきや、サバイバルの過程が中心となり、そしてなんだかんだで脱出してしまうという、サクセスストーリーに。それほど絶望感が無いので、気軽に見れる一方、せっかくの設定なのに浅い気がする。
中年おばさんと半魚人との愛を描くと言う、異種恋愛もの。なかなか設定がぶっ飛んでる上に、アダルトな描写もあるが、ストーリー展開自体は王道。半魚人がハイエロファントグリーンみたい。 いろいろ異質すぎて、今回で一番記憶に残った映画。
「The Darkest Minds」
突如超能力を発症した子供たちが、管理しようとする大人から逃げて安定の地を探すような話。主人公の能力は、絶対遵守のギアスですねこれ。ストーリーの3分の2ぐらいまでは楽しめたのだけど、最後の方がよくある展開になった上に、いろいろ未消化のままきっちり完結せずに続編やる気満々な終わり方をしたのが残念。
ドイツに到着するとなぜかテンションが下がりますが、生活の基盤があるのでほっとします。
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