猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ベルヒテスガーデン(3)

ベルヒテスガーデンの主要観光地の最後の3つ目は、ケーニヒス湖です。前回の最後の写真で、ヴァッツマンのそばに見えていた大きな湖です。

 

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ケーニヒス湖へは、ベルヒテスガーデン駅前からバスで10分で着きます。こちらのケーニヒス湖のバス停からおりて5-10分ぐらい歩くと、湖のほとりに出ます。

 

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朝一で訪れたものの、すでに人が山ほどいました。日本人にとっては大した知名度はありませんが、夏のシーズンはケーニヒス湖は大人気のバケーション地です。

この行列の先で、湖を渡るボートに乗るチケットが買えます。チケットには、この場所からケーニヒス湖途中の降り場であるSt.Bartholomaか、最奥のSaletまでの2パターンの往復チケットが買えます。今回はここで1日費やすつもりなので、Saletまで行くことに。当然、途中のSt.Bartholomaでも降りることが出来ます。

 

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しばし並んで待った後、ボートに乗って出発です。朝に行くと湖はまだ霧に包まれており、神秘的な雰囲気が漂っていました。この湖は、氷河期末期にアルプスの氷河が流れ込んだことにより形成されたそうです。

 

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このボートのサービスとして、ボートに同乗したスタッフの人が、トランペットを演奏するというものがあります。ケーニヒス湖は高い岩壁に囲まれているため、トランペットを岸壁に向かって吹くと音が反響して周囲に響き渡り、こだまになって返ってきます。湖の静寂の中に響き渡る音は、とても美しい音色を奏でていました。

 

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そうこうしていると、一つ目の降り場であるSt.Bartholomaに着きました。

 

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ケーニヒス湖は非常に透明度の高い水です。そのため、水を汚さない電力ボートや手漕ぎボートのみが使用許可されているそうです。

 

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ボートを降りてすぐ正面に見える赤い屋根の建物が、聖バルトロメー修道院です。

 

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とてもこじんまりとした小さな修道院です。特に何か特別なものがあるわけでもありません。 

 

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船着き場と修道院周辺にはレストランがあるのみで、離れた場所には特にこれといったものはありません。一応、ハイキングコースがありますが、今回はここでのハイキングは見送ることに。

 

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というわけで、再びボートに乗り、次は最奥のSaletまで行きました。ここまで来る観光客の人は多くないんじゃないかと思っていましたが、割とみんなこちらまで乗ってきました。

 

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Salet船着き場からしばらく歩くと、オーバー湖という湖に出ます。ここから湖沿いをハイキングすることにしました。 

 

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湖沿いの道は微妙に足場の悪いところもあるので、若干注意が必要です。

 

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1時間ぐらい湖沿いを歩くと、対岸側に着きます。人がいないと思いきや、そこそこな数の人が泳いでました。ここには休憩所があり飲食可能ですので、疲れたら休憩することも可能です。

 

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しかしさらに、オーバー湖対岸からさらにハイキングコースは続いており、その先へ向かうためまだしばらく歩きます。

  

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そして行き着く先は、Röthbachfallという滝です。まぁただ水が流れ落ちてるだけですけども、とりあえず限界ぎりぎりまで迫ってやろうかなといったところ。

 

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滝の近くまで近づいて行くと、なんか道が途切れてました。でもせっかくなので、お構いなくさらに進んでみます。

 

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滑りやすい岩肌を普通の靴で登ってみました。まだ上はあるようですが、なんかもう登れそうなところもないしもういいかなと思って休憩していたら、後から来た小さな子供たちがこの斜面を恐れもせずスイスイと登っていくところを見て、我も負けじと後を追うようにさらに登ることに。いやー、子供って恐れ知らずだなー。

 

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そんなわけで、滝の中腹ぐらいまで登りました。 ここまで来てる人はほぼいなかったので、もういいやと思い後は引き返すことに。船着き場からここまで来るのに、2時間以上はかかった気がします。

 

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その後また2時間以上かけて船着き場に戻りました。ちなみに、帰りでもSt.Bartholomaで下船することが可能です。

 

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ほぼ最終便に乗ったので、若干日が陰ってきて朝とはまた違う雰囲気のケーニヒス湖を見送りながら帰りました。

 

 

以上、3回に分けて紹介したベルヒテスガーデンでしたが、ここはとても奇麗な景勝地です。日本からここだけのためにわざわざくる理由があるかというと微妙ですが、近くに訪れることがある場合、特にザルツブルク観光のついでに訪れるにはよい候補となる場所だと思います。

 

 

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