猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

プラハ(1)

さて、ドイツの隣に位置するチェコ共和国、その首都でありますプラハに行ってまいりました。

当初どういうルートで行こうか迷っていました。
大人の経済力を生かして飛行機で行くことも可能でしたが、あまり空の旅は好きではないので(飛行機そのものが苦手)、まぁ陸路で行くことにしました。
ルートとして、電車でニュルンベルクまで行って、そこから出ているプラハ行きのシャトルバスに乗るのが一番移動時間的にも短くて済むのですが、12月末という時期を考えるに、もし雪でも降られるとバスが走らないんじゃないかと危惧されたので、結局全部電車を使うことにしました。で、それがドレスデン経由でプラハへ行くルート。年末なせいか、電車は大変混み合っていました。



ドレスデンを出て電車はエルベ川沿いを走るわけですが、ここらあたりは写真のような渓谷になっています。世界遺産にも登録されていました(が、今は登録抹消)。

見ていただければわかりますが、ご覧の通り雪の影も形もありません。そう、結局雪は全く降らなかったのでした。。。クソッ


国境を越えてチェコに入ると、通過する駅の文字が見慣れない文字に変わりました。チェコ語ぞ。ちなみに、チェコ語は全くわかりません。



なんやかんやして、プラハ中央駅に着きました。旅行客と思われる人がたくさん駅構内にいます。

チェコの通貨は『チェココルナ(Kč)』。1ユーロがだいたい25Kčぐらい。駅構内で外貨両替できます。また、当然街中いたるところに両替所およびATMがあるので、そこらあたりの心配は全く必要ありません。円の両替すらできます。



中央駅を出て右手方向に、トラムの駅があります。プラハにおいての移動手段はトラムが一番便利でしょう。数分おきに走っていますし、メトロよりカバー範囲が広いです。ただ、トラムの駅にチケット販売機が設置されて無く、近くのタバコ屋とかメトロの駅で買わないといけなかったり、そこらあたりがやや不便。
プラハの街自体は歩いても移動できないことは無く、実際今回の旅でもトラムはそれほど頻繁には使わなかったです。


さて、ホテルに荷物を放り出して、旧市街地へ歩いてみました。



わりとすぐに旧市街地広場に着きました。非常にたくさんの人が集まっています。どうやらクリスマスマーケットがまだ終了せずに続いているようです。たくさんの屋台がこの広場で出展されていました。



しかしこの広場、クリスマスシーズンの空気と相まってすごいメルヘンな光景になっています。まるでリアル某ネズミの国です。



なんか甘くていい匂いがするなと思っていると、写真のような屋台を発見しました。鉄の棒にパン生地を薄く巻きつけて焼いているようです。



で、買ってみました。これはTRDLO(トゥルドロ)と言って、チェコの定番のお菓子のようです。表面に砂糖がトッピングされてて、ほんのり甘いパンのような食べ物です。かなり美味しいです。ドイツのお菓子ほど甘すぎず、パン自体の味も損なわれていません。日本人の舌にあうお菓子です。チェコに行ったら必ずトライすることをオススメします。



そこらへんをプラプラしてると、『これからコンサートやるから聴いてって』と言ってチケット売ってるおっさんに呼び止められました。時間もあるしまぁいいかと思って聴いてみました。
こんな感じで、プラハではいたるところで大体1時間ぐらいのプチクラシックコンサート(20ユーロ程度)をやっています。演奏曲も有名なものが多いです。会場はどっかの部屋だったり教会だったりで、また音のクオリティもグループによって様々です。まぁ、ラフな感じで気軽に聴くというスタンスなのでしょう。服装も全く気にする必要ありません。
娯楽の一つとしてクラシックコンサートとは、ずいぶんとシャレた街です。


と、こんな感じで、いきなりプラハに魅せられてしまったわけですが、翌日から例によって街を散策し始めました。




(続く)




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