猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ヴィエリチカ岩塩坑

クラクフ近郊のヴィエリチカというところにある世界遺産である「ヴィエリチカ岩塩坑」に行きました。

クラクフ駅前(バス停は少しだけ離れたところにあります)から岩塩坑まで行くローカルのバスが出ています。大体30〜40分ぐらいでしょうか。



バス停に着いたらこの写真の右側方向に向かうと100mぐらいですぐに着きます。



ヴィエリチカ岩塩坑への入り口となる建物。この下には全長300kmもの巨大な岩塩坑があるわけです。観光客に公開されているのはそのうち1%だけです。チケットはこの建物の右側で買えます。ちなみに坑内で写真を撮るためには余分にお金を払わなくてはいけません。



一人で勝手にプラプラ入って見ることが出来るわけではなく、その場で1グループ20〜30人程度のツアーを組まれます。写真左側の電光掲示板を見るとわかるように、言語によって時間帯指定があります。Englishは30分おきにあるので、まぁ問題ありません。



実際このようにガイドの方がその場その場で説明しながら進んでいく感じになります。喋り終わるとすぐに次のスポットに移動するので、ついついシャッターチャンスを逃してしまいます。そして坑内は当然暗いので、写真もあんまり綺麗に撮れないっていう。



岩塩壁から染み出してきている塩。このように白い塩というのはまだ若く、時間がたつにつれ着色して暗い色になっていくらしいです。こういう見た目から、噴出してきた塩は「カリフラワー」と呼ばれているようです。



岩塩坑の歴史を語る彫刻たち。これも岩塩で出来ています。



そして進んでいくと、この岩塩坑の一番の見所である聖キンガ礼拝堂があります。壁面とか彫刻とか、全てが岩塩です。



礼拝堂の壁面に掘られた「最後の晩餐」。



天井からぶら下がるシャンデリアですが、これも実は岩塩で出来ています。



礼拝堂の祭壇。これらも全て岩塩です。



礼拝堂を後にしてまた進むと、地底湖があらわれます。ただこれは本当の地底湖では無く、坑内の水をここに溜めているという人工地底湖のようです。



見学できる範囲での最深部には、ホールがありました。ここで会議とか結婚式とかやったりするらしいです。うーん、わざわざこんなとこでやらんでもという気がする。



ツアーは混み具合にもよりますが、大体90分〜120分ぐらいと思われます。ヴィエリチカ岩塩坑のウェブサイトでは、坑内は肌寒いので何か羽織るものを持って来いと書いてありましたが、別に半袖半パンでも問題ありませんでした。それよりは、坑内をずっと歩くので、歩きやすい靴を履いたほうがよいかと思います。ツアーは最深部で解散して、しばらく坑内に残りたければ自由に残れますし、さっさと地上に戻りたければエレベータで戻ることができます。エレベータで地上に戻ると、最初の入り口から数百メートル離れた場所に戻るので、迷わずもとの場所に戻りましょう。自分の場合は係員が案内してくれましたが。


朝イチで来たら昼過ぎにクラクフに戻れる、という感じの時間計算になります。1日は使いませんので、クラクフに来たら是非とも見ておくべきスポットである、と言えると思います。





(続く)





↓応援(クリック)よろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ