猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

Thesis defense

そういえば先週にPh.D studentのYuliyaのThesis defenseがあった。彼女は自分と同じ部屋にworking deskがあるので生態もよく知っているが、正直他の人とは活動時間帯が違う。俗に言う、夜型ってやつか。丸一日姿を見ない日もしょっちゅうあったし、周りからも彼女だけはmysteriousだと言われている。そんな彼女も、今年paperが出たしめでたくdefenseとなったわけである。

こっちのThesis defenseはどんなかなーと思っていたけど、なんのことはない、日本と同じだった。あまりにもまんまなので、彼女のdefenseを見ながら、そういえば自分のdefenseは去年だったんだなーとふと思い出した。ずいぶん前のような気もするが、ほんの1年前のことなんだなぁ。

彼女はロシア人なのだが、学位取得後は彼氏のいるエカテリンブルクとかいう街にある研究所に行く予定らしいけど、その街、気温は-40℃いくとかなんとか。バナナで釘が打てそう。

次の学位取得候補はすでにPCを持っているDanielだろうけども、彼は上昇思考なので、もう1本paperゲットしてから学位を取ってstaskawiczのラボにapplyするという計画らしい。自分が彼ぐらいの時にも同じ事考えていたから、なんか応援したくなっちゃう。ま、彼はとても優秀なのでほっといても成功するでしょう。お世辞で無く、本当に今後の活躍を見届けたいscientistだな。

Ph.Dの学生を見てると、こっちの場合だと学位とった後も活躍期待しているよと晴れやかな気持ちで心から応援してあげたくなるけど、日本の場合だととりあえず死なないように生きていけよとその先暗雲立ち込めそうな雰囲気で言いたくなる。それぐらい、海外と日本では学位取得後の人生パターンにかなり差があるなぁやっぱり、と感じるわけです。日本の学位基準も低くはないし、取得者のクォリティもこっちと比べても負けてない思うんだけども、やはり生かす先が無さ杉なのが原因か。

ちなみにこちらでは学位取得の条件にpaper必須とかじゃない。ま、そうはいってもなんだかんだでゲットしてから出て行くけども。何回聞いても、取得基準がいまだによく理解できない。paperもなしにどの段階を区切りにしてボスはゴーサインを出すんだろう?





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