猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

あしろまー

Fungal Genetics Conferenceでカリフォルニアはアシロマーに行ってきました。

フランクフルト空港からサンフランシスコ空港まで直通なので、乗り換え無しで助かった・・・とはいえ、11時間ぐらいのフライトなのでやっぱ疲れる。
サンフランシスコ空港で、先にすでにサンフランシスコ入りしていたDanielと待ち合わせ。彼のレンタカーで会場までともに向かう。サンフランシスコから会場まで、地図を見ているとなんだか近そうに見えるけど実は遠くて、車をぶっ飛ばしても2時間半ぐらいはかかった。

会場は海岸沿いにあり、夏とか暖かい時に来ると爽やかそうな気がする。ただ、この時は天気は曇り+雨ときどき暴風雨だった。
てくてく歩いてみたが、会場の周りには特に特別なもんは無い・・・陸の孤島やがぞ、ここ・・・



入り口



海岸で物思いにふける・・・と見せかけて何も考えてはいない


結構久々に荒ぶる海を見られてご満悦。たまに海を眺めて黄昏たくなるもんですよね。昔のこととか思い出したりなんかして。


学会自体についてだけれど、正直来る前は全然期待していなかった。日本にいた時、周りの人からなんかプラスイメージの意見を聞いたことがなかったから。しかし、参加してみて思ったが、予想以上によい学会だった。何人か日本人研究者の方(同じ分野ではないが)と知り合うこともできたし。今後も機会があれば参加したいと思う。ただ、このアシロマーというトコは1度来ればもう十分で、多分何度も参加している人はここに飽き飽きしているだろうなぁ。

学会とは関係ないが、やや面白かったのは、ドイツ人から見てアメリカはやはりドイツとは全然違うらしいこと。いわく、文化とか食事とか全然違うわー、って自分から見れば違いが全然わからなかったんだが。飯はクソマズイという感想らしいが、そんなたいしてかわらねーだろと言いたい。あとは、トイレの水はなぜタンクのを全部流してしまうのかという突っ込み。ドイツのトイレは自分で流したい量を流せるので、0か1かという2択しかないのは無駄だろ、という意見。まぁ、確かに。

食事タイムで同じテーブルの人達と雑談したが、やはり日本の地震については世界的に大きなニュースになっているようだ。アメリカでもテレビはそればっかりらしいし、他のEUの国でも大きく扱っているとか。実際、空港で見かけた雑誌の表紙や新聞の1面はこればかりだった。
とくにドイツでは、日本の原発危機の影響で、ドイツの原発についての議論が再燃するなどの影響があったらしい。


とまぁ、そんなこんなで割と満足して帰路についた。帰りもDanielのレンタカーで空港まで。彼はBerkleyでポスドクポジションのためのインタビューをするために先に現地入りしていたのだが、インタビューで3回+学会のセッションで1回のTotal 4回の研究プレゼンをした。お疲れさん。


ドイツに帰りついたら、いつのまにかドイツに春がやってきてた。
雲ひとつ無い空、風はまだ冷たいが暖かい日差し。カリフォルニアの雲どんより雨ザーザーな天気とは正反対だ。

ドイツの過ごしやすい季節が始まる・・・





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