猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

凱旋門賞2016

日本からわざわざ欧州まで駆け付けてくれた友人とともに、少し旅をしてきました。前回お伝えした通り、アイスランドに行っていたのですが、実はその前にフランスのパリに行ってました。

 

皆さん名前ぐらいは聞いたことあると思いますが、「凱旋門賞」という競馬の世界的有名なレースが毎年パリのロンシャン競馬場というところで行われています。友人は大の競馬ファンなので、これを見たいということでまず凱旋門賞に参戦することになったわけです。とはいえ、わたくし自身は十数年前に京都競馬場に行ったのが最後ってな具合なので昨今の馬は全くわからないのですが、今年の凱旋門賞では日本の「マカヒキ」という馬が出走することになっており、観戦意欲が高まります。

 

ところが、今年の凱旋門賞ロンシャン競馬場が改修工事中とのことで、パリ郊外にあるシャンティイ競馬場で行われることに。

 

というわけで、パリ郊外にあるシャンティイという所にある、シャンティイ競馬場に行ってきました。

  

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シャンティイの駅前から森の中を歩いていくと、開けた場所にでました。ここがもうすでにシャンティイ競馬場のようです。

 

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チケット売り場で入場チケットを購入した後、簡単なセキュリティチェックをして入場します。出走ゲートが入口になってました。オシャレですね。

 

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第95回凱旋門賞の垂れ幕。カタールがスポンサーになっているので、カタールの名前がついてます。オイルマネー恐るべし。

 

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競馬場内に大きなテントが設置されています。一番安いチケットは席指定なしでしたが、チケットの種類によっては座席ありだったり、ゴール付近に場所が取れたりと、いろいろパターンがあります。

 

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テント内にはお土産屋さんや食事用の場所などなど結構広くスペースがとられていて、シャンパンで乾杯しながら談笑したりと、ギャンブルをしに来たというよりはパーティに参加しに来たような気分になります。こういうところ、さすがフランスですね。なんつーか、オシャレっす。

 

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テント内にあった大きなパネル。主には記念撮影用かと。

 

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テントの外は、こういったフリー座席があってくつろげるようになってました。会場には日本人も結構来てました。でかい日本国旗を羽織ってる人も。ツアーで来た人というよりは個人で来た人ばかりのようでした。おそらく重度の競馬ファンの方々なのでしょう。

 

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馬券の買い方など、解説されていましたが、全部フランス語だったのでわけわからず。とりあえず、単勝全ツッパにしました。

 

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適当に予想してみました。前回までの戦績から予想して、単勝でぶっこみました。ジャパンマネーのおかげか、マカヒキは2番人気のオッズでした。一番人気はイギリスのポストポンドという馬。とりあえずはこの2つに突っ込むことにしました。その他、アイルランドのファウンドという馬もいいなと思って買おうと思ったものの、あとで買うの忘れてました。

 

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テント内の窓口にマークシートを提出して馬券を買います。残念ながら、英語はあんまり通じません。後で気づきましたが、マークシートの塗りつぶし方を日本語で解説した紙も置いてありました。

 

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出走直前のコース前は、人でいっぱいです。我々は写真撮影もしたかったので、数レース前から陣取ってました。コースの向かい側のスタンドはどうも事前に高いチケットを予約した上級国民用の場所っぽく、ドレスコードもあるのか、スーツを着た人たちばかりでした。

 

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しかし一番安いチケットでも、こんな感じで目の前に馬が走ってるのを見ることが出来ます。 さて、先頭を走るのは10番の馬で、この馬が結局一着でした。そして、この馬はさきほど馬券を買うのを忘れていたファウンドという馬。ぬぁー、クッソー。

で、肝心の日本馬であるマカヒキはどこかというと、はるか後方で14着(16頭中)という有様。全然あかんやん・・・

 

 

欧州の競馬は初経験でしたが、殺伐とした雰囲気は全くなく、まるでコンサートを聴きに来たかのような、エレガントな雰囲気でした。あくまでもレースを楽しむ、というスタンスなんでしょうかね。毎年日本から凱旋門賞を見に来るという方もおられるようですが、なんか気持ちはとてもよくわかる気がします。

 

 

 

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