猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ハーメルン

次に行きたかった場所かつ今回最後の訪問地は、ハーメルンです。

 

その名前の通り、「ハーメルンの笛吹き男」の伝説で知られる街です。

 

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ハノーファー中央駅から電車で45分で、ハーメルン駅に着きます。

 

観光の中心である旧市街は、駅前から徒歩で15分程度の距離にあります。

 

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しばらく歩くと、大きな車道があり、その下をくぐる地下通路を通り抜けると旧市街に入ります。この道を真っ直ぐ歩いていくと、そのままメインのマルクト広場にたどり着きます。

旧市街に入ろうとしたところ、前方には何か怪しげな服装をしたおっさんがいましたが、はてさて。。。

 

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旧市街に入ってすぐ左手には、こちらのネズミ捕り男の家があります。この家の右側の通りが「舞楽禁制通り」と呼ばれる通りになっており、ここから子供たちは笛吹き男の笛の音に誘われてさらわれたといわれています。そのため、今でもこの通りでは演奏禁止らしいです。

 

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そのまま通りを真っ直ぐ歩いていると、笛吹き男の銅像がありました。これを見る限りだと、結構フツーの青年に見えますね。

 

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旧市街内の観光ルートには、このようにネズミのマークが石畳に埋まっており、これに沿って歩くと効率よく観光してみて回れます。

といっても、旧市街はたいして広くないので、適当にぶらぶらしてても大体カバーできると思いますが。

 

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そのまま通りを歩くと、ライスト=ハウスと呼ばれる家があり(右)、中はハーメルン博物館になっています。左は、教会参事会館という建物で、カフェがあります。

 

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これら二つの建物の前には、謎の銅像が。何を模したものかはわかりませんが、どことなくサザエさんっぽい。

 

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さて、さらに真っ直ぐ歩くと、マルクト広場に着きます。左奥はマルクト教会で、右の建物は「結婚式の家」と呼ばれる式典会場です。

 

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マルクト広場では、Brotrattenという乾パンでできたネズミの人形が売っています。ハーメルンのおみやげとして人気の品です。しかし、乾パンで出来ているといっても、硬すぎて食べられません。 

 

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同じくマルクト広場には、このような銅像が。結婚する二人、ってことなのでしょうか?

 

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結婚式の家の壁には、仕掛け時計があり、毎日13:05、15:35、17:35になるとこのように笛吹き男、ネズミや子供たちが出てきます。笛吹き男のストーリーを模した仕掛けになっていて、ちょっと凝ってます。

 

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マルクト教会と結婚式の家の間には舞台が設置されています。ここでは、毎年5月~9月の毎週日曜に、12:00から30分程度の「ハーメルンの笛吹き男」の野外劇が無料で行われます。

ちなみに、水曜には無料のミュージカルがあるらしいです。

が、今回は日曜でしたので、野外劇を見てみました。

 

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約30人程度の役者さんたちが、 ハーメルンの笛吹き男の話を演じます。写真を見るとわかりますように、旧市街に入ったときに見た変なかっこうしたおっさんは、笛吹き男役の人なのでした。

劇中の言語は全部ドイツ語です。しかし、劇前にスピーカーからあらすじを説明するオーディオが流れるのですが、英語、フランス語ときて、なぜか日本語もありました。

劇終了後の舞台挨拶で、「観覧ありがとうございました」的なことをドイツ語、英語、フランス語、で役者さんたちが伝えていましたが、割と流暢な日本語でそれを喋る人も。

ということは、結構日本人観光客も来るってことなのでしょうか。この日、日本人は自分しかいなかったように思えましたが。。。

 

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劇終了後に舞台裏に回ってみると、演出家?のような人と役者の人たちとで反省会をしていました。

 

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その後はレストランでゆっくりしたあと、来た道を戻って帰りました。

 

ハーメルンは小さな街ですが、その中にも多くのメルヘン要素がつまっています。長居したわけではありませんが、今回のプチ旅行の中では一番楽しめた場所でした。

 

 

 

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