猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ピサ

ヴェネチアのお次は、フィレンツェへ移動です。電車で、フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅までは、大体2時間程度。どうでもいいけど、サンタマリアノヴェッラ、という語感の良さが好き。

 

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フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅前。車が多い。 

 

フィレンツェの紹介をする前に、フィレンツェから電車で1時間程度のところにある、ピサという街の紹介をまずしたいと思います。

 

あらためて説明がいるような街ではありませんが、ピサはガリレオ・ガリレイの出生地で、「ピサの斜塔からの落下実験を行った」というのは誰もが学校で習ったことでしょう。実際に行われたのかどうかは、実は定かではないらしいですが。

で、その誰もが知るピサの斜塔をやっぱ見に行かないと、というわけです。

 

ピサには、ピサ中央駅とピサ・サン・ロッソーレ駅の二つの駅があります。フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から直通の電車の本数が多いのは中央駅の方ですが、中央駅からピサの斜塔のあるドゥオモ広場へ行くよりは、ピサ・サン・ロッソーレ駅からの方が断然近いのです。

なので、まずはピサ・サン・ロッソーレ駅に行きました。駅から歩いて5-10分程度でドゥオモ広場に着きます。

 

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広場に着くと、目の前には既にピサ大聖堂(手前)と、 ピサの斜塔(奥)が見えます。

 

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というわけで、こちらがピサの斜塔。いやー、結構ナナメってます。

当然最初から傾いた塔を作るつもりだったわけではありませんが、施行中に傾き始め、その後結局傾きを補正する事が出来なかったので、最上階部だけはせめて鉛直になるように作られています。

 

ピサの斜塔には登ることができます。チケットは事前予約購入制です。希望入場時刻を指定します。オンラインで2週間前から予約購入できます。でも当日でも空きがあれば買えそうな雰囲気でしたが。

 

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指定した時間に、入り口前で並びます。1回あたりの入場者数が決まっているので、長蛇の列になるとかいうことはありませんでした。なお、こちらでもアサルトライフルを構えた軍人さんがきっちりセキュリティチェックしてました。

なお、塔内部の通路が狭いのでバッグ等の持込は禁止されており、預かり所に預ける必要があります。

 

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塔への入り口。当然ですが、これが既にナナメってる状態。

 

入り口を入ってすぐ左手に螺旋階段が続いており、ぐるぐる歩いて登ります。この階段を歩いている最中には、塔が実際にナナメになっているということを体感することが出来ます。 

 

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塔頂上からは、ピサ大聖堂が見えます。左手奥に見えているのは、洗礼堂になります。目下には、記念写真を撮っている観光客がたくさんいます。頂上からは、当然ですがピサの街を一望できます。

一応、記念にと思って登ってみたものの、特に何があるわけでもないので(鐘楼なので鐘があるだけ)長居をすることはありませんでした。頂上にはあまり期待をしない方がよいでしょう。

 

ピサの斜塔のチケットには、おまけで大聖堂の入場券もついてきて、こちらもセットで見学可能です。

 

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大聖堂の内部はこんな感じで、外観に反してなかなかに個性的なデザイン。

 

とまぁこんな感じで、さらっとピサのドゥオモ広場に滞在し、その後はピサ中央駅から帰ることにしました。ドゥオモ広場から中央駅方面へ、せっかくなので徒歩でぶらぶら移動します。

 

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中央駅への道中には、大したものはありませんでした。しかし、ピサにはフィレンツェから続いているアルノ川が流れており、ドゥオモ広場から中央駅に行く途中にわたりますが、この川沿いが綺麗でした。

 

ピサはフィレンツェからの移動を含めても半日あれば十分観光できますので、フィレンツェとセットで訪れることをオススメします。

 

 

(続く)

 

 

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