猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ヴェネツィア

ミラノから電車でヴェネチアまで移動。だいたい2時間半ぐらい。

 

ヴェネツィアは水の都なんて言いますが、はたしてどんなところなのか。

 

着いた時にはすっかり日も暮れていたので、別の日に撮った写真で説明していきます。

 

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こちらは、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前。朝方の写真ですが、ずいぶんと霧まみれです。

 

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 ヴェネツィアでは車の乗り入れが出来ないので、街の中の移動は水上バスになります。駅前には、いくつかの乗船場があります。とりあえず街の中心に近い、リアルト橋というところまで移動します。チケットが7.5ユーロと、結構高い・・・

 

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こちらがリアルト橋。この周辺が繁華街のようになっており、また橋そのものもヴェネツィアのシンボル的な位置付けです。この橋から眺める運河がキレイ、とのことでしたが、ただいま改装工事中につき、橋を渡ることは出来ても運河を眺めることが出来ませんでした。

 

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街にはこのように小さな運河があちこち流れており、また小さな橋が架かっています。観光的にはやはりゴンドラに乗るのがセオリーのようで、このように観光客を乗せたゴンドラがたくさんいました。寒くねーんかな。。。

 

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ヴェネツィアのメインとなるのが、このサン・マルコ広場で、非常に多くの観光客でにぎわいます。

 

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ヴェネツィアで最も有名かつ目立つのが、このサン・マルコ大聖堂。なんとも独特なデザインのこの大聖堂は、時代を経るにつれ様々な様式が付け加えられていったためにこうなったとか。内部も大変独特な雰囲気なのですが、撮影不可だったので写真はありません。

 

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サン・マルコ大聖堂の隣にあるのは、ドゥカーレ宮殿というゴシック様式の建築物。かつては、ヴェネツィア共和国総督の政庁でした。

 

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ドゥカーレ宮殿(左)は隣接する牢獄(右)と、この「溜息の橋」という橋で繋がっています。宮殿内の裁判所で有罪判決を受けた罪人は、この橋を渡って牢獄に閉じ込められたわけですが、この橋から見る景色が最後の景色となることもあったことから、そういう名前が付いたよう。なお、カップルがこの橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると永遠の愛が約束される、という言い伝えがあるとか。なーんぞ、それ。クサさ最高潮かて。

 

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サン・マルコ広場にある鐘楼にはエレベータで登ることができ、意外とあんまり並んでなかったので登ってみました。ここからはヴェネツィアの街が一望できます。写真は鐘楼から見たサン・マルコ広場です。

なお、エレベータはあまり並んでいなかったものの、鐘楼頂上は人で埋め尽くされていて身動きとるのも一苦労なぐらいでした。

 

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鐘楼からは、島も見えました。はてさて、あの島はなんという島なのでしょうか。

 

というわけで、船で渡ってみました。

 

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こちらはサン・ジョルジョ・マジョーレ島という島で、写真に見えているサン・ジョルジョ・マジョーレ教会があるだけの島です。

 

サン・マルコ広場の大量の観光客に対し、こちらには観光客はほとんどいませんでした。では、なぜわざわざこんなところに来たかというと、

 

 

 

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おわかりいただけたでしょうか。

 

 

ここは、ジョジョ5部の舞台のうちの一つなのです。なぜかいまいち人気のない5部だけど、個人的には1・2位を争うぐらいお気に入り。

 

 

今回ヴェネツィアに来た理由は、ここに来るためといっても過言ではないぐらい。

原作を思い出しながら、教会を探索していきます。

 

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教会内部。左手奥に、鐘楼を登るためのエレベータがあります。作品中では、ブチャラティの仕事は、エレベータでトリッシュを鐘楼頂上に連れて行くことでした。

 

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ゴゴゴゴゴ・・・あったぜ、エレベータだ。

 

 

なお、エレベータはタダではありません。手前に料金所がありますので、チケットを買いましょう。

 

残念ながら、特にスタンド使いに出会うことも無く、いたってフツーに上につきました。

 

 

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鐘楼頂上からは、むこうにヴェネツィアの街が見えます。ここからの景色は、なかなかに美しく、また観光客も少ないために落ち着いて景色を眺めることが出来ます。サン・マルコ広場の鐘楼とはえらい違いです。時間があれば、立ち寄るのも悪くないかと思います。

 

その後、エレベータで鐘楼を降り、教会に戻りました。ブチャラティvsディアボロの決戦の場である教会地下への入り口を探したものの、それらしきものは見当たらず。教会に地下聖堂があるのは割りと普通のことなので、もしかしたら一般公開はされていないのかも。

 

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ヴェネツィアはカーニバルも有名で、 街のあちこちでカーニバルの仮面が売っていました。そういえば、2部のリサリサ先生初登場もヴェネツィアで、仮面を被っていましたな。

 

さて、ヴェネツィアは確かに水の都と呼ばれるのにふさわしいぐらい、あちこちに運河があります。しかし、個人的にはヴェネツィアに対する最終的な印象は、「水の都」と言うよりは、「とにかく道に迷う街」、でした。

 

 

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ヴェネツィアの道は、幅が狭く複雑に入り組んでいます。そして、実際歩いてみると、思っていたよりは街が意外と広い。さらに、道は高さのある建物に囲まれており、目印となるような建築物を遠くに見つけることが出来ないので、方角を見失いやすく、地図があっても自分が今どこにいるのかわからなくなります。なんとなくこっちだろうと道を歩いていたら、行き止まりだった、なんてこともしょっちゅうです。いや、本当にまるでラビリンスのような街です。

観光する時は、まずは徒歩で街を歩いて地理感覚を把握する、というのが自分のいつものパターンなのですが、今回に限っては1日中歩いても把握できませんでした。

ヴェネツィアに到着したものの、ホテルの場所がわからずにスーツケースを引いてずっと迷っている観光客もたくさんいました。実は自分もそうだったのですが。現地の人でも迷うことがあるらしいです。恐ろしや。

 

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そんなふうに、迷いながら街を歩くというのも、ヴェネツィアの楽しみ方の一つなのかもしれません。「ここを歩いていったらここに出るのか」という驚きや、「ここにたどり着くまでに結構時間かかったのに、直線距離だと実際はすぐそこ」なんていう感覚。

そうやって悪戦苦闘した末に見る景色が、良い思い出となるのかも。

 

 

 

(続く)

 

 

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