まず、今回のスタート地点のフュッセンまで移動。
本来なら、ロマンティック街道のスタートはヴュルツブルクなのですが、ヴュルツブルク→フュッセンはアルプスに近付いて行くということもあり、大きな視点で見れば坂道になっていることになります。よって、フュッセンからスタートした方が楽なはず、という目論見によるものです。今思い返してみれば、それほど大きな違いがあるわけではないけども、まぁ当たっていたかなと思う。
いまさらな紹介ですが、ドイツでは自転車を電車に乗っけて運べます。解体して輪行袋に入れるなんてことをする必要はありません。REみたいなローカル電車は予約なしで乗り込めますが、ICの場合は予約必須です。その場合、予約票を自転車本体に張り付けて、指定の場所に置きます。
電車を何回か乗り換え、フュッセンを目指します。8時間ぐらい。。。
そしてようやく、4年ぶり2度目のフュッセン到着。
あぁそういえばこんなとこだったなぁ~、という思いに浸る。写真はレヒ川とフュッセン市立博物館。
フュッセンは前にも来てますので、まぁ紹介は割愛するとして(4年前の記事を参照下さい)、とりあえずあの場所を確認することに。
それは、「Ende der Romantischen Straße」の表記がある、聖シュテファン教会の横の路地です。せっかくなので、自転車と一緒に記念撮影といこうかなと思ったのです。というわけで、そっちに向かってみると。。。
!?
なんと、工事中につき、入れないという有様・・・
骨組みが邪魔して自転車は完全に侵入不可能だったので、自分一人だけでも勝手に侵入してみました(周りに誰もいなかったし)。とりあえず、この表記を目にして、まぁ自転車旅のスタートといった気分。サイコンの距離測定を0にリセットして走行開始。
すると同時に、なんと教会墓地から現れた黒猫が目の前を横切る。
いきなり不吉な予感を感じさせる旅の出だしとなったのでした。
(続く)
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