猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ニュルンベルク

お次はニュルンベルクバイエルン州ではミュンヘンに次ぐ人口規模で、州の第2都市と言える街です。

 

 

ニュルンベルクナチス党大会の開催地として有名で、関連の建物が残っています。

 

 

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こちらは、ドク・ツェントゥルム。ナチスが党大会を行うために建築したコングレスハレ(未完成)を、当時のナチスの資料館として使用しています。

ニュルンベルク中央駅前からDoku-Zentrum行きのトラムに乗って10分ぐらいです。トラム駅の目の前にあります。

内部では、ナチスの始まりから終わりまでを丁寧に展示しています。また、かの有名なチョビ髭おじさんの演説も上映されていましたが、聞いているとなんとも引き付けられる演説とカリスマ性で、これは人々が心酔するのも納得できる気がしました。。。

 

ドク・ツェントゥルムは湖のそばにあり、ちょうど対岸には、党大会に使用されたツェッペリンフェルトという広場があります。

 

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こちらがそのツェッペリンフェルト。湖沿いをぐるっと歩いて行かないといけなかったので、ややしんどかったです。

入りきらないので映っていませんが、写真右手はだだっ広い広場になっています。この高台から例のおじさんは演説をしていたわけです。実際にこの高台に立ってみると、当時の雰囲気を味わえる・・・かもしれません。ですが、けっしてチョビ髭おじさんのモノマネをするというようなことはしてはいけません。

現在ではこの広場、ライブ会場に使われたりしているようですが、発想がなんともクールですね。。。

 

ユダヤ人の人権剥奪を制定したニュルンベルク法が制定されたのもここニュルンベルクなら、戦後にナチスを裁いたニュルンベルク裁判もここニュルンベルクという、まぁ何から何までナチスに縁の深い街です。

 

とはいえ、ナチス関連だけではなく、街の方も見てみましょう。

 

 

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中央駅からまっすぐの道、Königstraße沿いに歩いて行くと、聖ローレンツ教会やフラウエン教会といった見どころが道沿いに見えます。フラウエン教会前の中央広場では、冬には世界トップ級のクリスマスマーケットがおこなわれることで有名です。

そのまま道をずっとまっすぐに歩いて行くと、カイザーブルク城(写真奥)にたどり着きます。

 

 

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ドイツらしい無骨な城ですが、この敷地内に入るのはタダですので訪れてみましょう。

 

 

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このようにカイザーブルク城からは、ニュルンベルクの街並みを望むことが出来ます。第2次大戦中には、この街並みのほとんどは破壊されてしまったのですが、その後の復興により今ではこのように昔の風景を取り戻すことに成功しています。

 

 

 

(続く)

 

 

 

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