猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ストックホルム

ノルウェーの殺人的物価の高さから逃げるように、お次はお隣の国のスウェーデンへ。

友人とはオスロで別れました。日本に戻ってすぐ社畜としての生活を続けなければならないようです。うーん、日本って大変ね。


その後、オスロから電車でこれまたガタンゴトン揺られること6時間ぐらい。長ぇ。おかげでじっくり本が読めた。。。


で、着きましたるはスウェーデンの首都ストックホルム。駅から外に出たら、



あ、都会だ



って思いました。街並みもなんていうか近代的です。全然古めかしい感じがしませんでしたね。



さて、ストックホルムは水の都だなんていわれるだけあって、街が水に囲まれているかのような構造になっています。

ちなみにストックホルムは「魔女の宅急便」のモデルになった街です。箒に乗って空から見下ろせばさぞ綺麗なのでしょう。



そこらへんの乗り場から船に乗って別の島に行ったりできるのですが、今回は時間の都合上その手のことはパス。



こちらは、かの有名なストックホルム市庁舎です。
なぜならここは、ノーベル賞の記念晩餐会が行われる場所だからです。


市庁舎内はガイドツアーでのみ見学できます。結構サクサク進んでいくので、シャッターチャンスを逃しそうになります。カメラはずっと構えておきましょう。



こちらはその晩餐会が行われる「青の間」。全然青くねぇ!って誰もがツっこむところです。
ガイドさんによると、もともと壁は青くする予定だったらしいのですが、金銭的な問題なのか、まぁこの煉瓦の赤色もキレイじゃん、という設計者の意見によりそのままになったとか。あと、上部の窓から青い空も見えるし、青の間という名前のままでええやん、というこじつけみたいな理由もあるらしい。なんじゃそりゃ。



こちらは舞踏会が行われる「黄金の間」。こっちはそのまんま黄金です。この壁にはガラスで包まれた金箔がモザイク様に貼られています。



こちらは晩餐会で使われる食器たち。独特のデザインしてます。市庁舎内ツアーの出口あたりにひっそりと置かれていたので見落としそうになりました。



ちなみにこちらは市庁舎とは全然違う場所にある、ストックホルムコンサートホール。
ノーベル賞の授賞式はこちらで行われます。



さてお次は、ストックホルムの旧市街方面に向かいます。この旧市街は特に「ガムラスタン」と呼ばれ、ストックホルムの真ん中にある小島です。



旧市街にあるストールトルゲット広場。ノーベル博物館もここにあります。



同じくガムラスタンにあるストックホルム宮殿では、昼ごろに衛兵交代式が行われます。



ガムラスタンを離れて、別の島であるユールゴーデン島に行くとこのヴァーサ号博物館があります。



こちらがヴァーサ号。でかすぎて写真に入りません。

そもそもヴァーサ号って何?って話ですが、これは400年近く前に建造された軍艦です。当時の技術と権威を見せつけるかのような威厳にあふれた船なのですが、さていざ処女航海という時に出向してすぐにストックホルム港に沈没したマヌケな船です。数十名が犠牲になっているので笑うわけにもいきませんが(ちなみに博物館には船員の遺体が展示されています)。
数百年海底に沈んでいたにもかかわらず保存状態は極めて良好で、その後サルベージされ今ではこのように展示されているというわけです。


ストックホルムは非常にきれいな街です。個人的には、ノルウェーより全然上だなと思いました。

あと、住環境とかインフラがすごいよく整っているなという印象を受けました。コンビニ(セブンイレブン)もありますし。ドイツは大きい街でも所々に不便を感じて「田舎臭い国」って感じですが、ここでは全てが洗練されていました。スウェーデン恐るべし。。。




(続く)





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