猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

フィヨルドツアー(1)

オスロをブラついたあとは、いよいよフィヨルドを見に行くために移動!


ノルウェーでお手軽にフィヨルドを訪れる方法として、Fjord Toursという会社が提供している周遊チケットを使うという方法があります。



Fjord Toursが提供するルートで一番ポピュラーなのがこの、Norway in a nutshellというパック。オスロ‐ベルゲン間の移動チケットを手配してくれます。ホテルもついでにとってくれます。事前にWebから申し込んでおけば、その後オスロ駅のチケットオフィスに行くと発券してくれます。



つうわけで、オスロ駅から電車に乗っていざ出発。



オスロからミュルダールという駅までまず移動ですが、5時間弱と糞長い。このような食堂車で買い食いしながら、なんとか耐える。



ミュルダールの手前のFinseという駅で、たくさんの乗客が一時的に降りました。自分たちもはしゃぎながら(?)降りました。なぜかというと、




この駅から見える山に、氷河を見ることが出来たからです。写真だとただの残雪と氷に見えますが、実際は深い青色をした、いわゆる本物の「氷河」でした。今回の旅の計画には、“氷河を見に行く”というのは入っていませんでしたので、予想外に氷河を見ることが出来て、年甲斐もなくテンションあがってしまった我々でした。なおこの氷河は、ハダンゲル氷河という氷河のよう。



そうしているうちに、ミュルダール駅に到着。まわりに何もない、ただの無人駅です。標高約865mの所に位置しているので、8月ど真ん中だっていうのにだいぶ寒いです。皆当然のように着込んでいて、半袖だったのはほぼ筆者だけっていう。完全に北欧を舐めてました。


このミュルダール駅からフロムという場所まで、フロム鉄道という電車で向かいます。



途中このショース滝という滝の前で、一時的に止まってくれます。この滝が、フロム鉄道の見どころの一つなわけです。



滝に到着すると、謎の音楽とともに滝付近に赤色の妖精(?)があらわれて、踊っていました。我々を歓迎しているという解釈でよいのでしょうか。余所者は帰れ、という八つ墓村的な意志表示ではないと思いたいです。



フロムは標高2mの所に位置するため、電車は結構な高低差を降りていくことになります。車窓からは、こんなふうに下り坂を下っているような感じに。



というわけでフロムに着きました。駅前はすぐにこのようにフェリー乗り場になっています。そして、翌日からはここからフィヨルドをフェリーでクルージングすることになっています。



フィヨルド地形という奴は、やはり高い場所から見てナンボだと思ったので、Stegasteinという展望台まで行くことにしました。フロムから展望台までのバスがあり、片道30分程度です。チケットはここから予約できます。
なお、さもこのバスで行くかのように写真を載せてしまいましたが、実際に乗ったのはもっと小さいマイクロバスでした。



その後坂道をグイングイン登って行って、たどり着いたのがこのStegastein展望台。



そしてこれが、展望台から見たフィヨルド地形です。氷河によってがっつり削り取られた岩肌が美しいです。リアス式海岸とは違うのだよ、リアス式海岸とは!
こういうのは写真では伝わりにくいものですが、実物は絶景です。




展望台から帰ってきて、後はホテルでまったりと。たまたまですが、フィヨルドビューのいい部屋に泊まれました。写真のように、窓からフィヨルドが見えます。シングルルームなのに、無駄に豪華っていう。

今回は友人との旅行でよかったです。こんなリッチなところに一人で泊まってたら、自分の哀れさに枕を涙でぬらすことになっていたでしょう。





(続く)





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