前回に引き続きまして、地図を元にウィーンにおける観光地の紹介を。
7)カールス教会。大きな教会なので目に付きますが、わざわざ見に訪れるほどのものでもないかもしれません。てっぺんまで登れるようですが、入場料が必要だったのでスキップしました。
この教会があるKarlsplatzには、ブラームス像があります。
8)上のカールス教会のすぐ近くには、ウィーンフィルの本拠地であるウィーン楽友協会があります。
年末なので、楽友協会の周りはニューイヤーコンサートの中継用コンテナがたくさんありました。このコンテナにだけは何やら張り紙があったので見てみたら、NHKって書いてありました。うーん、雑。
9)楽友協会から歩いて5分ぐらいのところには、ウィーン国立歌劇場があります。大晦日はここでオペレッタ『こうもり』を見ようと目論んでいましたが、案の定チケットは早い段階で全部売り切れてました。
10)の場所は市立公園で、まぁそのまんまただの公園なのですが、ここには
ゴールドクロスの像、ではなく有名な金ピカのヨハン・シュトラウス像があります。
また、この市立公園には他にも、シューベルトやブルックナーの像があります。
11)ウィーン市内中心部に堂々と聳え立つ、やたらとでかい教会それがシュテファン大聖堂です。これまた例によって教会のてっぺんまでは登れますが、有料です。
12)街の中心からちょっと外れたところにある、Hundertwasserhaus(フンデルトヴァッサーハウス)。トラムですぐ近くまで行けます。
フンデルトヴァッサーという建築家がデザインした、見世物ではなくて普通に人が住んでいる住宅です。ただこういったデザインから観光地となっており、まわりは観光客だらけです。こんな落ち着かなさそうなところに住みたい人は、果たしているのでしょうか。。。
13)これまた街の中心からはずれたところにある、プラーター公園。地下鉄Praterstern駅から歩いてすぐです。
ここは果たしてわざわざ訪れるような場所なのかというと、かなり疑問なのです。なぜかというと、ここはただの遊園地なので。ただこの写真にも見えている大観覧車は、ウィーンのシンボルとしても有名ですので、アクセスもいいことですし時間があれば寄るのもいいかもしれません。
ウィーンを舞台にした古い映画『第三の男』にも登場しているので、この映画が好きな人には意味をもつ場所なのかも。
観覧車に一人で乗ってみようかと思いましたが、むなしさで涙が出そうな気がしたのでやめました。。。
ウィーンにゆかりのある12人の人物たちが、毎時間を案内してくれます。
また正午12時になると、この時計は12分かけて、すべての人物を音楽とともにパレードで披露します。一日に一度のチャンスなので、興味のある方は時計前でスタンバイしておきましょう。
A)観光地といっていいのかわかりませんが、ウィーンといえばカフェ。そしてウィーンにあるカフェの中でもトップクラスに有名なのがこのCafe Central(カフェ・ツェントラル)。人気がありすぎていつも人が並んでいて、全く入れそうな気配がありませんでした。中は結構広そうです。
B)こちらは、ウィーンの住人的にはそこまで有名でもないらしいですが、観光客的には有名なCafe Mozart。理由は、上述した映画『第三の男』に出てくるからです。
ちなみに、ザッハトルテの発祥であるCafe Sacher(カフェ・ザッハー)もここすぐ近くにあります。
Cafe Mozartがわりと空いていたので、入ってウィンナーコーヒーなどを飲んでみました。日本でよく言うウィンナーコーヒーというのは、ウィーンではこのMelange(メランジェ)というものが相当します。泡立てたミルクがこんもり入っています。テイスト的にはカプチーノっぽいですが、個人的にはカプチーノよりは好きかなという感じ。
これらのように、ウィーンに来たらカフェで優雅にコーヒーをすすると、なんだかイケになったような気分になれます。
が、いい年した大人が一人でコーヒーすすってる姿は、客観的に見たら相当哀愁が漂っていたことでしょう。。。
(つづく)