猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

ウィーン(1)

ドイツからウィーンまで、電車で行けないこともないのですが、まぁちょっとしんどいっていうのと、そんな金ケチるほど貧乏でもないので飛行機でピョーンと飛んでいきました。フランクフルトからウィーンの空港まで1時間ちょい。離陸前の飛行機の中ではクラシック(Blue Danube)が流れてました。さすが。


んで、あっという間に空港到着。


空港からウィーン市内中心部までダイレクトにつなぐ電車が出ています。所要時間16分。30分おきぐらいの出発です。うーん快適快適、とか言ってたらこれまたあっという間に着きました。


さて、まず何から書き出せばいいかいいか迷うぐらいにウィーンは広く、見るとこが多かったです。


しかし、ウィーン市内を移動する上での移動手段は非常によく整備されており、移動の際にイラがくることはありません。地下鉄(U bahn)とトラム、どれも数分おきに来ます。この組み合わせで、市内のほとんどどこへでも行けるでしょう。ウィーン市内の交通手段が利用し放題な乗車券が、24/48/72時間有効の3パターンで利用可能です。そこらへんの地下鉄の券売機などで買えますので、これを買っておくとよいでしょう(使用開始時間の刻印を忘れずに)。


まずはウィーンの有名な宮殿2つを紹介します。



1つはシェーンブルン宮殿ハプスブルク家が夏の離宮とするため建てたものです。ベルサイユ宮殿を超える宮殿を目指して建築されたというだけあって、非常に美しい宮殿です。宮殿内部は見学可能で、日本語のオーディオガイドが利用可能です。

この宮殿はウィーン中心部からちょっと外れたところにあるのですが、それでも地下鉄で簡単にアクセスできます。

この時期ですので、宮殿前はクリスマスマーケットが催されていたようです。



宮殿の庭園側を見ると、遠くに丘がありその上に建築物を見ることができます。これはグロリエッテといい、当時プロイセンとの戦いに勝利したことに対する記念碑として建てられました。
今は、グロリエッテ内部はカフェとして利用されています。



丘の上に登ってグロリエッテから宮殿を見ると、庭園と宮殿そしてウィーンの街を一望できます。ここからの眺めは、まさに絶景です。



ちなみに、この庭園には動物園が一緒になっています。パンダさんがいるようですが、時間の都合上この動物園はパスしました。でもパンダさん見たかったなぁ。


シェーンブルンは、庭園に入るのはタダですが、当然宮殿内部の見学は有料です。チケット売り場は昼ぐらいには長蛇の列になっていましたので、朝イチで訪れた方がよいでしょう。




2つめはベルヴェデーレ宮殿。こちらは比較的ウィーン中心部の近くに位置します。地下鉄の駅からはやや離れているので、トラムで行くのが一番便利かと思います。

宮殿の内部は絵画館(オーストリア絵画館)として利用されています。ここで見るべき有名絵画は、クリムトの「ユディトI」と「接吻」でしょう。



ベルヴェデーレ宮殿は上宮と下宮からなっており、上宮が絵画館に相当します。写真は上宮から下宮を撮ったものです。このように、庭園全体がゆるやかな坂になっています。



シェーンブルン・ベルヴェデーレ両方とも美しい宮殿なのですが、庭園については季節が冬なせいもあって寂れた雰囲気が漂っていました。この庭園の美しさは、夏に訪れればベストの状態で見ることが出来ると思います。




(つづく)




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