論文・その後

さて、いかにポーランドで浮かれポンチになっていたかをツラツラと書き終わったところで、自分の論文の話でもしましょう。

論文は某S誌に投稿していたわけですが、ストレートに言うと、紆余曲折(?)を経て結局rejectされました。

decision letterの最後に、


「どっかよそに論文が載ったら教えてくれや。Editor's choiceでとりあげてやるかもしれんからよ(藁」


って書いてあった。



ブチ穀すぞ。



じゃあ本誌に載せろや。




という怒りもまぁあるものの、呪うは自身の才能の無さ加減。


研究やめて、溜めた貯金で世界中旅行して、その後日本に帰って、ナマポもらって「来週こそはハロワ行く」と言い続けながら、その後グダグダ人生を送ろうかと本気でシミュレートしてました。


でも、冷静になって考えてみて、やっぱ今更自分が進むと決めた道を降りられない、って考えにたどり着いてしまう。でなければこれまで何を失ってここまできたのか。


どれほど辛酸舐めようとも、惨めな気持ちになろうとも、前に進み続ける以外に無い。


わしは誓う、



やられたらやり返す。倍返しだ!



。。。



どっかで聞いたことあるセリフだというのは秘密。



で、その後論文をどこに投稿したかというと、eLifeというオープンアクセス誌に投稿しました。eLifeは全生命科学・生化学分野をカバーする雑誌で、昨年ローンチしたばかりなので知名度はまだ低いと思われますが、これが結構すごいです。バックの団体がHHMI、Wellcome Trust、そして我等がMax Planck Societyという三つの超有名巨大団体で、研究者によって運営される完全オープンアクセスのN/Sを作ろうという意図の元にスタートしたようです。掲載されている論文を見ていると、なんとDecision letterまでオープンにされています。うーん、すごい。アンフェアなジャッジはこの業界では常に付き物ですが(そしてそれに泣かされることもザラ)、この雑誌では透明性の確保には徹底しているようですね。

processはN/Sと同じで、投稿された論文はまずeditorによってinitial screeningにかけられ、ばっさりrejectされます。その後、in-depth reviewにまわす論文はeditor、reviewing editorと外部のreviewer数名とで論文の内容について意見交換がなされ(一度で終わらず数ラウンドやるらしい)、最終的にその内容をeditorがまとめてジャッジを下すようです。このReviewプロセスは他の雑誌と比べるとずいぶんと細かくやるみたい。


で、まぁそんなeLifeに投稿したのですが、initial decision letterとともにin-depth reviewにまわすという連絡が来ました。正直どんなジャッジを下されるのかと結構ドキドキしましたが。というわけで、ただいまはunder reviewであります。つっても当然まだ全く安心できませんが、とりあえずは前に進んだということでホッとしている今日この頃です。

そして、論文がunder reviewになったことによって、一気に気が抜けたというか、なんかふぬけてしまいました。はぁー、ダメちんや。


これからはもっと今後の人生について考える時間が増えそうです。ってか結構考え込んでます。でもあれこれ一人で考えてると、どんどん気が滅入ってきて憂鬱になっちゃうんですよね。



そんな中、よき仲間とともに、フランクフルトなどを訪れてみました。
それぞれの人に、それぞれの人生があって、自分の形で人生エンジョイしているんだなぁと、至極当たり前のことをなぜかしみじみ考えてしまった。



さて、自分は今後どうしようかなぁ・・・





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