猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

点と線

ここ最近、結構脳みそを使っていた。
ちなみに普段の使用率は全体の0.1%である(当社比)。


そんなくだらないことはさておき、何について考えていたかというと、バラバラに散らばって存在する断片的なデータからどういう解が得られるのか、ということ。


今のこの壮大なプロジェクトも終わりが近い、という予感を感じる。来年にはpaperにしてsubmitすることになるだろう(願わくば)。そして、今はこの最後の結論をどうするかどうなるのか、というところが焦点だ。そこをまとめるにあたり、上述のようなことを考えていたわけである。


だが、どうもうまく複数のデータを1本のストーリーに繋げるアイデアが沸いてこず、あれこれ追加実験をしてみては方向修正をしての繰り返しだ。なんか抽象的な表現だけど、研究やっている人ならこの感覚はわかってもらえるはず。


今の気分に近いセリフを、最近読んだ本の中に見つけたので引用しておきます。



何か忘れてるんだ。誰でもきづくようなごくささいな、何でもないものなんだ。たぶん間違いない。
この事件は、グロテスクに組みあがったくず鉄の前衛作品みたいに見えるけど、それはどこかがずれてるから、全体がそんなふうにとんでもない恰好に見えるんだ。
たった一本、たった一本ポイントのピンを引き抜くだけでこいつはパラパラと本来の場所に収まっていって、たちまちすっきりした、誰もが理解できる形に落ちつく。そいつは解ってるんだ。




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