猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

パリ(2)

さて、朝からパリをいろいろとうろうろしてみました。

ちなみにパリに来る前に、Paris City Passport(3 days)というものを購入しておきました。これには、3日間有効なZone 1-3のメトロ・RER・バス乗り放題券、2日間有効なパリのほぼ全ての美術館・博物館入場し放題券、セーヌ川クルーズ券、パリでのショッピングディスカウント券、がパックになっています。パリでの定番行動をカバーするパックですので、購入して損は無いと思います。なお、Passを受け取る4日前までに購入しておく必要があります。Passは、ルーブル美術館の近くにあるInformation centerに取りに行くか、宿泊先のホテルに予め送っておいてもらうか、自宅に郵送してもらう、の3択があります。今回は取りに行きました。詳細は以下のWEBサイトから。
http://www.parisinfo.com/



というわけで開館時刻きっちりに訪れたのは、ルーブル美術館。ここを知らない人間などいないでしょう。このピラミッドが入場口の一つになっています。ルーブルの入場口ではセキュリティチェックがあります。荷物は、空港にあるようなX線検査機で検査されます。怪しいものを持ち込まないようにしましょう。



中に入ったところにチケット売り場があります。が、Passをすでに持っているので、すぐにメジャーな展示物があるドゥノン(DENON)翼へ。あ、その前にルーブルの館内MAPを必ず入手しておきましょう。中が広すぎて、MAP無しだとほぼ確実に迷子になります。ていうか、MAPあっても迷います。

メジャーな展示物は、こっちにありまっせ、という標識がありますので、迷わず直行することもできます。



誰もが知る、モナリザ。もはや近づくことすら出来ず、なおかつクリアケースの中に展示してあるという。当然モナリザの前はとても人だかりが出来ています。
思っていたより一回り小さかったかな。近くでじっくり見ることなど当然出来ず、もはや客寄せパンダ化しています。



ミロのヴィーナス。モナリザに比べると、思ったほどセキュティは厳しくない。当然近づくことは出来ないですが。



サモトラケのニケ。見ればわかるように、階段の踊り場に展示されています。こいつは、現物を見ると結構心にくるものがあります。なんというか、その雄大さ?みたいな感覚。


もちろんその他の展示物も見て周りましたが、キリがないので写真は省略しておきます。とりあえず有名どころだけ、ということで。



昼前ぐらいになると、このようにルーブルの入場口は長蛇の列。なので、やはり開館前に来たほうがよいです。


そりゃさておき、聞いていた通りルーブルは広い。広すぎる。有名なものだけに絞ってみて歩いたにもかかわらず、それでも3時間はかかった。もうちょっと見て周れば半日、じっくり見るなら1日以上必要かな。



ルーブルを後にして凱旋門方面に向かうと、コンコルド広場に出ます。フランス革命時にルイ16世マリー・アントワネットが処刑された広場ですが、今では車がごちゃごちゃ走るロータリーになっています。交通マナー悪し。



コンコルド広場から凱旋門方面にシャンゼリゼ通りが続いています。オー・シャンゼリーゼー♪、のシャンゼリゼである。このシャンゼリゼ通りを歩いて凱旋門まで向かってみました。


・・・


はー、結構遠かった・・・ルーブルで体力を消費したあとこの距離歩くとちょっとしんどかったな。


シャンゼリゼ通りってもっと派手かと思ってたけど、結構地味だったなぁ。ブランドの店は多かったけど。ブランドだのなんだのには興味が無いので、パス。



で、やっと着いた凱旋門。ここもロータリーになっているので、地下通路を通って行かねばなりません。



凱旋門は中に入ることが出来ます。Paris City Passportに入っているMuseum Passで入場できます。螺旋階段をふーはーふーはー言いながら登っていくと、凱旋門の上に出ることができ、ここからパリを一望できます。写真は歩いてきた道、すなわちシャンゼリゼ通りを写しています。


凱旋門のすぐ近くにメトロの駅があるので、そこから次はシテ島に向かいました。



そのシテ島にあるのが、ノートルダム大聖堂。内部に入るのは無料ですが、聖堂の上まで登るのは有料です(Museum Passがあれば関係無し)。時間の都合で、聖堂の上までは登りませんでしたが、内部には入ってみようと試みました。

が、内部に入るのにも長蛇の列。うぉーい、マジかよ〜、とか思って突っ立ってたら、スペイン人の観光客のオヤジが話しかけてきて、

「この列に後列から並んで待つつもりか?1時間以上かかるぞ。ホント、日本人はマジメだな。わしらみたいなスペイン人はいいかげんだから裏技使うぜ。ついてきなー。」

と言いながら、いきなり列の最前列に割り込んでそのまま入場してしまった。その裏技についていってしまった不良日本人である拙者は、そのおかげで何の苦も無く中に入ることができましたとさ。



中には有名な円形のステンドグラス。このステンドグラスが四方にあります。


次は、シテ島からメトロでパリ北部エリアのモンマルトルまで移動。このモンマルトルというところは高台になっていて、凱旋門の上からも丘になっているのが見ることができます。



このモンマルトルにあるサクレ・クール寺院。内部は撮影不可。写真を撮ろうとしている人がいると、結構厳しく止めていました。なんか空気が殺伐としていたな。


なお、このサクレ・クール寺院とモンマルトルという地区は要注意エリアです。


まず、アフリカ系黒人が高密度でうろちょろしているのですが、こやつらは、観光客を強引に捕まえて、なんかよくわからんもん(エッフェル塔の粗悪なキーホルダーとかミサンガ)を売りつけようとしたりします。売りつけるだけでなく、中には強盗まがいの窃盗団もいるもよう。

一人旅の日本人なんて格好のカモと思ったのか、わしの腕をグッと掴んで引き止めようとします。「おい放せコラ、ブチ穀すぞ!!」というぐらいの気迫をもっていどまないとややこしいことになるので、サクレ・クール寺院ではノンストップで歩いて階段を通過しましょう。
マジで鬱陶しくてイラがくるので、「あのク●ンボどもにホロコーストを実行しろや、オラァアー」というような道徳的にアレなことを考えてしまいましたが、まぁそれぐらいの所です。

この階段の横にはゴンドラがあったので、あれを使えばめんどくさくなかったのかもしれないです。

ここにアジア人が行くと絡まれる確率120%と思われます。予め、不快な思いをする覚悟で訪れてください。間違っても、日が沈んだ夜なんぞには行かないようにしましょう。


パリ中心部の観光客が多く訪れるところには決まって何かを売ろうとしている黒人がうろちょろしているのですが、基本彼らは積極的には絡んでこないので無視しとけば問題ありません。ただ、モンマルトルの黒人たちは相当アグレッシブなので、是非とも気をつけましょう。


モンマルトルでイラつかされたので、その日の夜はレストランでバカ食いしてワイン飲んで寝ました。




(続く)





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