猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

トーク力

先日のデパートメントセミナーは自分の番だった。
さすがに2年もやってりゃストーリーも固まってくるし、トークの中身も具体的になってくる。割と喋りやすかった。
いつもは形式ばってしゃべるせいか時間がおしがちになるので、今回は割りとラフな口調でアドリブで喋って、所々軽快に笑いを取りつつ、なんとか30分以内で終わらせた。


よきサイエンティストはよきストーリーテラーである、というのが自分の持論である。わては日常会話においては全くトーク力無いので、せめてサイエンスについてぐらいはトーク力を磨きたいと常々思うのだけど、まぁ進歩してるかどうかはわからん。ついでに自分は滑舌(←なぜか変換できない)もクソなので、結構噛む。日本語ですら噛む。


そんなわてですが、それでも今回のトークはかなり評判がよく、プレゼン後のディスカッションも長々と盛り上がったし、nice story、 promisingなどのポジティブな言葉をもらえた。普段のデパートメントセミナーでこういう空気になることは無いので、ずいぶん評価してもらえたのだなぁと実感できた。その日はその後もいろんな人から意見やアドバイスをもらえたし、素直にうれしかったですね。同時にちょっと自信にもなりました。


来週以降はAdvisory boardに研究紹介の機会があり、またセミナーしにくるゲストの偉い誰かさんとも喋る機会がある。自分のネタにどんな反応してくれるか楽しみである。


なんかいつぞやにも書いたような気がしますが、こうやって研究結果についていろんな人と話すことこそサイエンスの醍醐味ですね。いわゆるビッグなサイエンティストの人達も同じ研究者の立場でディスカッションしてくれますし、この楽しみはドイツに来てから知りましたね。
思い返せば、ほんと日本にいたときはこういうのなかったなぁ・・・ぶっちゃけこれが日本を離れようと思ったいくつかの理由のうちの一つでもあるけど、まぁあんまりこういうことは人前で言うべきではないかな。。。


あーしかし、もうちょっと滑舌がよくならんもんかね。
ちなみにここ最近で噛みまくった言葉は、transcriptional factorとdetoxification。前者はさておき、後者は早口で3回スラスラ言えたらたいしたもんやど。





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