猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

登山

マリエン橋で、テーゲルベルクに一緒に行かないかと見知らぬ人に誘われ、それを断ったのは前回書きましたが、断ったのは単に時間の問題だけでなく、実は個人的にテーゲルベルクに行く予定をしていたからです。


ノイシュヴァンシュタイン城を見終わり、バス停近くのレストランで食事とビール2杯を楽しんだ後、バスに乗ってTegelbergbahnまで行きました。

Tegelbergbahnはホーエンシュヴァンガウから直線距離で1kmちょいぐらいのところにあります。歩いても多分いけますが、時間が無かったので今回はバスで。ホーエンシュヴァンガウからバスで10〜15分ぐらいです。



写真の通り、実はテーゲルベルクの山頂までは、このTegelbergbahnからロープウェイで一気に行けるのです。歩いてではなく、乗り物で山頂まで行く邪道ルートをチョイス。



ロープウェイであがっていく途中には、右手側にノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城を見ることができます。



ロープウェイで同乗した方々何人かが、とんでもなくデカイ荷物を持っていたので、ありゃ何が入っているんだろうと思っていたのですが、この山頂はパラグライダーをやる人たちが集まっていたようです。



山頂からは遠くにフュッセンの街を見ることができます。それなりに距離があるはずなんですが、すぐそこにあるかのように見えますね。



ロープウェイ山頂駅から10分ほど歩くと、写真のようなところまでこれます。この十字架のあるところが、真の頂上のようです(多分)。歩いて十字架のところまでいけるようですが、足場があまりよくないのと、時間が無かったので今回そこまでは行きませんでした。



テーゲルベルクは標高1720mの山ですので、この夏の時期には高山植物が山肌を覆っているのを見ることができます。高地なせいか、ここに来る前にビールを飲んだせいかわからないですが、若干頭が痛かったです。。。



またこの頂上付近からは、遠くにずっと続くアルプス山脈を見ることができます。写真では伝わりにくいですが、なかなか壮大な光景です。360度の風景のうち、半分は壮大な山脈を、また半分は果てしなく広く続くバイエルン地方の平野を見ることができます。この日は曇りだったので、視界はいまいちでしたが、快晴の日ならかなりすごい光景になると思います。


日本、すなわち京都に住んでいたころは、このような高地の風景というのを見たことがほとんど無かったので(せいぜい大文字山から京都市を見るぐらい)、この山頂からの景色は非常に印象的でした。

本当はずっとボーっと山脈を眺めていたかったのですが、帰りのロープウェイの最終時間が17時で、山頂駅に着いた時点で16時だったので、滞在時間が1時間ほどしかなく、ゆっくりする暇もありませんでした。もう少し早めにここに来ていればよかったと思っています(せめてもうあと1時間)。


観光ツアーのルートにここは含まれていないのか、こちらには観光客は全くいませんでした。
ですが、ノイシュヴァンシュタイン城とセットで、このテーゲルベルク山頂も是非訪れてほしいポイントです。





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