猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

猫・闘病中3

エコーで再度検査した。がしかし、素人の自分が見ても一目瞭然なぐらい、胆嚢はパンパンなままだった。投薬治療はほとんど効果をなしていなかった。
胆管の閉塞が単純な細菌などによる炎症のせいでないなら、もうどうしようもないと予め言われていたので、かなり愕然とした。


・・・これで詰みなのか?


いや、諦められるわけが無い。


思い切って言ってみた「開腹手術をお願いします」


Vet「確かに次の手で最善手は手術。だがこれはかなり難しい。もし上手くいかなければ、、、麻酔からは目覚めさせられないかもしれない」


とはいえ、このまま投薬していっても無意味。そのうち衰弱死するのは目に見えている。


「お願いします」


そして翌日、手術が決行された。



待合室で待っている間、涙と震えが止まらなかった。もしかしたら、今この瞬間にも旅立ってしまうかもしれないと考えると、恐ろしさと悲しさが頭の中でグルグルまわって、発狂しそうだった。


手術が始まって1時間半ぐらいして、Vetが現れた。

Vet「うまくいったよ。胆管を腸の別の部位に繋げた。うまくつながったよ。とりあえずこれで胆汁が蓄積して血中に逆流することは無い。ただ次の問題として、膵臓が炎症を起こしているのがわかった。どっちが先に炎症を起こしたかはわからないが、次の治療としてはこちらに専念しないといけない。」


一難去ってまた一難。「膵炎って治せるんですか?」


Vet「投薬と食事療法で可能だが、だからといってまだ安心はできない。膵液が膵臓から出て多臓器を侵せば大変危険だからね。そうなるともう本当にどうしようもない」


とはいえ、一つの山は去った。少しだけ安堵感が出た。


翌日、術後の容態を見に行くと、経鼻カテーテルとカラーをつけられていた。しかし、顔つきは元気な顔になっており、目に力も出ていた。

Vet「カテーテルでご飯を注入しようとしたら、抵抗されたし噛み付かれかけたよ。まぁ元気が戻ってきたっていういい兆候なんだけどね」


まだ数日入院は続くし手放しに喜べる状態では無いけれど、元気になった姿を見てとりあえず安心した。


あとはこのまま快方に向かってくれればいいのだけれど・・・


頑張れ!!!





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