猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

フンボルトFellowship

もはや応募したことをすっかり忘れていたフンボルト財団のFellowshipですが、採用されたとの通知が来ました(しかもメールで)。ま、だからといって特に感動とかはないですけど。学振DC当てたときは封筒開けてから30秒ぐらいは喜びました。

応募しておいてなんですが、いまいちどんなオイシイポイントがこのFellowshipにあるのか、よく知りません。とりあえず知りうる限りでまとめると、

・月額2250EUROの生活費
・月額800EUROの研究費
・ドイツ語講習受けられる
・旅費が出る
・配偶者がいると手当がつく

などなど。

まず1つ目ですが、月給はちょっとだけ上がります。サラっとバラしてしまいますが、マックスプランクからのFellowshipは月額1850EUROです。これはたぶんどこのMPIでも同じような金額のはず。ユーロ爆下げ中の今では、日本円換算すれば学振DCと同レベルの金額。今まで何も言わなかったですが、これって安すぎじゃね?まぁそれでもここマールブルクは物価が安いので、一人暮らしするなら余裕です。金の使いどころもないので普通に金がたまっていきます。でも結婚してたり、さらに子供がいたりしたら結構つらいと思います。あぁ一人でよかった(強がり)。ま、何はともあれ月額400EUROぐらいあがるので、まぁちょっとありがたいですね。これで結婚資金をためよう。

2つ目。研究費ですが、正直何に使ったらいいのかよくわかりません。今いるラボは結構リッチなラボでなんでも買えるので、わざわざ自分の研究費を使うところがないんですよね。この800EUROをそのまま給料にしてくれたらいいのに・・・
学振についてくる研究費も、何かをするには少ない金額だったので、結局よくわからん消耗品を買って終了というのがオチでしたね。結構大学生協に貢献した気がします。学振の研究費がありがたいと思ったのは、学会旅費に使えるというとこだけですね。それまでは自腹でしたし。というか自腹ってどういうことやねんと、今考えるとイラがきますね。

3つ目。受けません。これをとると平日にかなり時間を取られるので、仕事する時間がなくなってしまいます。ドイツ語身につけたいですけどね。

4つ目。これは学会参加も含むと思うのですが、それだけでなく年に1回だか帰国するための費用を出してくれるらしい。これはすごくありがたい。ようはタダで帰国できるということです。年末はこれでタダで帰ろうっと。

5つ目。関係ない・・・

とまぁいろいろとオプションがついてます。日本で言うところのJSPSの外人向け学振みたいなもんでしょう。


ちなみに、今のボスのラボで歴代このFellowshipを当てたのは自分を除いて1人だけだったらしい。ただ、応募したのもその1人だけでした。自分で2人目になりましたが、採択率100%を減らすことにならなくてよかったです(どうでもいい)。




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