猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

お引越し2

さて、着いて早々人騒がせしてしまいました。引越しを終えた後、部屋の荷物をあれこれしているうちに、一緒に連れてきた猫の姿が見えなくなりました。窓は完全に閉めていて一度も開けていないので脱走したとも考えられませんが、部屋を隅々探しても見当たりません。少し前に外バルコニーに通じるドアを一瞬あけたことを思い出し、その時外に出たのではないかと思ってパニックになりました。外に探しに出ましたが、ちょうど日が沈み始めて暗くなっておりあたりがよく見えません。さらにパニックになって、帰宅してきた大家さんに話したら一緒に近所の人に聞いてくれました。その後息子さん(ダニエル・ラドクリフ似)が帰宅してきて、その息子さんも近所に探しに行ってくれました。で、結局見つかるわけもなく失意の中部屋に戻ってくると、大家さんの猫が一緒に部屋の中にスっと入ってきました。うちの猫はいないし別にいいかと思い止める気力もなく放っておいたら、タンスにむかってダッシュしだしタンス後ろの狭いスペースを必死に猫パンチしだしました。何をしているのだろうと思いタンスの後ろを見ましたが、何もありません。しばらくして気が済んだのか大家さんの猫が出て行ったわけですが、その後どこからか低いうなり声が聞こえてきました。ん?まさか、と思ってタンスの裏をよくよく見ると、タンスの裏側の下部分は猫1匹分ぐらいの若干の隙間があるではありませんか。かがみこんで覗いてみると、そこにはフーフーと威嚇状態の我が猫が!どうやってそんなところに入ったのかと思うと同時に、大家さんの飼い猫の気配察知能力に心から感謝しました。


片付けてない部屋。一番奥のタンスの裏下部にスペースがあろうとは・・・