なぜドイツに行くことになったのか4

んで、具体的にどこのラボに行きましょうとなります。

ちょうどこの頃先述のMPMI学会に参加していたのですが、この時ドイツの某研究所の某教授の発表を見て、そこでポスドク募集してますよー的なことプレゼンで言っていたので、ほな応募してみるかと。

何を隠そう、この某教授がM2の時に参加したMPMI学会で自身のポスターを見に来てくれた先生で、そのことがあってからその後この先生のラボのpaperには注目していたんですが(ってか注目とか言う以前に既に世界的に有名な人だった)、学会のプレゼン見てこの先生が将来性を感じる研究ネタやってるなーって思ったので、その流れに乗っちゃえ的なノリで応募したのです。

以下、応募から採用までの流れを。

1)学会から帰った後、メールを送った。ぶっちゃけこれは完全に後手に回る行動で失敗であったと思う。学会参加時の段階で本人に直接コンタクトとるべきだった。肝心なところで前に踏み出せない自分の引きこもりな性格が憎い。

2)メールには、自分は今年で卒業するもんなんですが是非先生のもとで仕事させてくれませんでしょうか、といった感じの内容で送った。

3)奇跡的にも、”Youに非常に興味あるんだが、今バケーション中なんで終わるまでちょっと待って。あ、推薦状用意しといて”、と返ってくる。この手のメールは送っても無視されることも多々あるらしく、律儀に返事が返ってきたことも有難い。推薦状を要求しているのは採用に結構前向きであるということのようで、この段階でほぼドイツに行くことになりそうな空気になる。

4)その後、先方のバケーションが終わったのか改めてメールが届き、”電話面接するから、この日のこの時間に出てね。あと、電話番号教えて”と返事が返ってくる。話には聞いていたが、やっぱりやるんだ、電話面接・・・予想される質問についての返答英文を一応何パターンか作っておくことにした。

5)電話面接の時間がやってきた。結構テンパっていた。トゥオルルルルと定刻通りに電話が鳴り、それを取った。うわ、音がでかい!そして音質が悪い!普段スカイプでの会話に慣れてるからか、電話の音質の悪さで喋りがよく聞き取れない。前もってスカイプにしてくれって言うべきだった。で、覚えている限りで会話の内容は、
・今の自分の研究の内容について
・その研究所での研究の内容について
・研究所の設備や環境、また街について
・自分の状態について(結婚してるかとか、いつからこれるかとか)
後は忘れました。大体1時間ぐらい喋ってましたが、大体はあっちが喋り倒してたので自分は少なくとも何言ってるか聞き取るのに必死でした。ま、半分ぐらいは理解できてないと思います(なんぞそれ)。最後に、なんでアメリカじゃなくうちなの?って聞かれたが、ここはかっこよく、「自分は国で選んでるんじゃない、研究で選んだんだ(キリッ」って言ったら「Great」って言われて終わりました。なんか恥ずかしいことを言った気がする。受話器切った後、腋汗びっちょりでした。きっとめちゃくちゃな英語を喋っていたに違いない。ちなみに準備していた返答英文は糞の役にも立ちませんでした。

6)速攻でpoor Englishでごめんなさいと気休めメールを送る。その後、相手から”いつ返事してくれる?うちに来てくれたらすごいうれしいなぁ”みたいなメールが来たので、「もちろん行きます!」と即返事。給料やちょっとした実際にやる研究内容についてのメールが来る。晴れてポスドク内定となったのでした。

後のメールやり取りでわかりましたが、どうも先方のラボのポスドクがこの時期にラボを去ったらしく、いわばそのポッカリあいたところに自分が申し込んできたということらしいようで。完全に偶然のラッキーさんである。世の中なんでもタイミングってやつは大事ですね。ま、こういった運も重要ですが、あとは「やる気あります!」ってのをちゃんと伝えることが重要かなと思います。

以上、ドタバタな感じの海外ポスドク応募から内定まででした。あまり参考にしないほうがいいと思います。