なぜドイツに行くことになったのか1

あれ?なんでだったか・・・

冗談はさておき、学位を取り学生でなくなった段階で取る選択肢はまず2通りになると思われます。それは、研究の世界に残るか残らないか。残る場合はひとまずポスドクとしてやっていくことになるでしょう。残らない場合は公務員になるとか企業就職するとかまぁ普通の社会人として生きていくことに。自分の場合、それはもう企業就職できるものならしたいものであったわけですが、どうしようもない社会不適合者であるので無理でありました。周りからも企業で働くとか向いてないとか言われる始末。

しかし、まぁ企業に就職してはたして充実した日々はおくれるのだろうかと思うわけです。比較的安定した収入を得る代わりに興味無いことやって人生過ごすのもなんだかもったいないなぁと思うわけで。一度きりの人生、やりたいことだけやって生きてやりましょうよとある種の開き直りといったものが自分の中にはありました。

で、ポスドクという選択になります。世間ではポスドクの先に待つのは樹海と悪名の高い職で、ていうか職ですらないのでは。フリーターにも近い気が。まだ吉野家で牛丼盛ってるバイトの人のほうが偉い気がします。何よりポスドクってどういう位置づけなのかよくわからないですね。ただの組織の末端構成員でしょ。。。

さて、本題に戻るとしましょう。研究者として活動するなら、最終的には、いや最終なんてものは研究の世界にはないのですが、とりあえずは定期的に論文を出し世界的にもpriorityを確立した研究をするラボを構築することが個人的には当面の目標です。そのリーダーとしてラボを率いるなら能力の高さが求められるのは必至で、研究能力、マネージメント力、語学力、コネクションなどなど、必要な要素は多いです。これらを得るためにも、間違いなく国内でチマチマとポスドクをやっていてはいけないと判断したわけです。

上で列挙した要素を手っ取り早く得るため、さらには今の自分の殻を破るための海外ポスドクは絶対条件である、という考えに至りました。というかこんな偉そうにいわいでも、そんなことは皆考えると思います。が、現実問題そう簡単に行動はしづらい。なんといっても結婚とか考える年齢でありますし。自分にとってもそれは例外ではなかったわけです。しかし、ここで決断できるかどうかが今後を決定付ける選択になるのではないかとの予感は、この時点で既にありました。