過去を回想してみる最終章

博士4回生:

さて、博士の学位取得には最低2本の論文(受理済)+αがうちの研究科では必要です。1本は既にあるので、もう1本通せばあらかためどがつくことに。そのもう1本がようやく完成を迎えたわけです。

1本目の反省と経験を生かし、今度は割と細かく練りこんで書き上げた作品でした。チャレンジしたのはPNASという科学では超メジャーな雑誌(正確にはプロシー?)。2本目のテーマの研究している時からずっとここに通すことを目標にやってきました。個人的な感覚では、これまた絶対通せるという自信がありました。そしてドキドキしながらsubmit。

なんと1週間で審査結果が返ってくる。こういう場合たいていは・・・とか思ってたら、結果は案の定リジェクト。この時は本気でもう全てが嫌になりました。結果にも嫌気が差したのですが、何よりも自分の力の無さに嫌になりました。2日ほど気を紛らわせるために旅に出ました(なんか桜を見に行った記憶があります)。

気分を一新して違う雑誌に出すことにしました。次はPlant cell誌にチャレンジ。1本目の時、長い戦いの末にリジェクトされたトラウマがあるので非常に嫌な予感がしたのですが、審査結果は非常に好意的でした。即追加実験をやってrevise原稿を提出。1本目の経験から返事が返ってくる大体の時期が予想できていたので、植物もその時期を照準にあらかじめ準備しておきました。でないと植えてから使うまでに1-2ヶ月かかりますからね。さて、すぐに受理をもらえるのかと思いきや、なぜかここで1ヶ月待たされました。

この間にまたMPMI学会に参加しました。場所はカナダのケベックシティ。このとき学会にきていたHandling Editorにうちの教授がコンタクトをとって審査を進めるようお願いしたらしいです。どうもEditorは糞忙しさのあまり机に向かうことすらできなかったよう。
おかげで帰国後に受理の返事が来ました。この受理のタイミングは、大学の前期中に卒業できるかできないかのギリギリのタイミングで、なんとか滑り込みセーフとなりました。まだ遅れていたら後期突入は必至で授業料も払うハメになっていたところでした。

Plant cell誌は植物科学分野じゃNo.1(たぶん)の学術誌なので、まぁよかったにはよかったのかもしれないですが、やっぱり狙ったところに通せなかったという悔しさの方が強く、相変わらずこの結果に納得はしていません。1本目、2本目つづけて連敗というのが自分自身への印象。

学位論文は投稿論文のコピペを元に適当に書き上げて、残すは論文発表となりました。英語で言うとThesis defenseというように、defenseしないといけないわけです。もともとプレゼンは上手くないので正直発表会とかあんまり好きじゃないですし、学会発表も苦手です。


というわけで、さらっと過去回想終了。なんとも取るに足らない内容。