猫が一匹おりま“した”

日本の某所でPIとしてスタート

過去を回想してみる2

修士1回生:

実験とか意外と面白かったし、なんかもうちょっとやってもいいかな、とか思ったので大学院に進学してみる。正直、理由の半分ぐらいはまだ社会に出たくないとかいうピーターパンシンドローム丸出しな理由が占めていたと思います。

研究テーマは4回生の頃とはガラっと変えて新たに研究を始めました。この年、後々お世話になる英国人Dr.Richardが半年ほど研究室に来て、自分とも一緒に作業をしつつ知り合いになりました。結構タメ口感覚で会話してましたが(英語だけど)、実は自分の2倍ぐらい年上の人でした。金太郎飴のようにどこをとっても純潔の日本人である自分にとっても聞き取りやすい英語を話してくれるジェントルマンです。喋ってるとなんだか自分英語喋れるやんみたいな気になってきますが、それはただの勘違いでしょう。

とっても企業就職したかったので修士1回の年の10月から速攻で就職活動を開始し大手企業に応募するものの、「3.内定は得られない.現実は非常である」。なんだか、3月あたりでだんだんどうでもよくなってきた上、エントリーシートは通るが面接行くのがめんどくさい上にそんな時間使うぐらいなら実験したい、という気持ちがだんだんと強くなってきたのを覚えています。