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胃カメラ

少々前の話になりますが(つっても一月前ぐらい)、人生初の胃カメラを経験してきました。

 

 

経緯は以下の通り。

 

 

数か月前から、どうも食道がグワ~ッと熱く痛くなる時がたまにあり、なんじゃこりゃーと思いながら日々を過ごしてました。一般的にこれを、胸やけというらしい。今までなったことなかったので、胸やけってこういうことなのかと、初めて知りました。

 

で、まぁ症状的に考えて、胸やけの原因は「逆流性食道炎」だろうなと思っていたのですが、なんかヤベー病気(食道GUN的な)だったら困るので素人判断はせずに病院に行ったわけです。

 

その結果、医者には「逆流性食道炎ですね」と言われました。さらに、「GUN?ありえねーっす」と笑われました。しかし、誤診という可能性も往々にしてあり得る話なので、もう結構いい歳だしここらで「胃カメラで検査」なんてしてみようと思いました。

 

専門の所を予約して、さて胃カメラ当日。

 

普通の人は、胃カメラをする際に睡眠導入剤的なものを処方してもらって(麻酔ほど強くはない)、胃カメラを飲む時に嘔吐反射をしないようにしてもらうようです。なので、目が覚めたら全てが終わってる、という感じ。

しかし、わたくし、まぁそんなの別にいらねーかなと思って、「あ、フツーに胃カメラ飲むんで大丈夫っす」と言いました。担当の人には、「おー、マジ?、勇気あるね」って言われました。いやいや、そんな大したことないでしょ、と思ってたわけですが、

 

 

実際には、非常に大変なことになりました。

 

 

いや、胃カメラって思ってたより太いっす。親指より太い気がする。そんなのが口から突っ込まれて、おなかの中でドタンバタン動き回ってました。

 

なんつーか、胃をレ〇プされてるような感じです。

 

ひたすら嘔吐反射で、オエーオエーってなるし、検査は10分ぐらいで終わるらしかったのに、なんだかすごく長く感じました。そして、てっきり胃の中だけを見るのかと思ったら、どうやら十二指腸まで見るようで、カメラが下腹部の方まで突っ込まれていくのが感触で分かりました。「ちょいちょいちょいー、奥まで突っ込みすぎじゃねーですか?」って思ってました。ええ歳して、思いっきり涙目になってしもうたが。

 

そんな感じで、これでもかと胃カメラで十分見てもらったわけです。で、実際に検査してみてどうだったかというと、「食道も胃も超キレイだね」って言われました。実際に自分でも画像とか見ましたが、ほんとに奇麗でした。何の苦労も知らない胃ぞ。ま、そもそも、人生で胃が痛くなったことなんて一度もないので。ただ、胃の噴門部がちゃんと閉まらずに、若干の隙間が出来ており、要はここから胃酸が逆流してるんだなってのがよくわかりました。年取るとそうなりますと言われて、なんだかショック。気分はまだ18歳なのに。

 

とはいえ、なんだかんだで、話のネタになる、よい体験でした。

 

 

 

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アイスランド(3)

アイスランド国道1号線は、アイスランドの外周をぐるっと一周するように設置されています。今回はぐるっと1周しませんでしたが、アイスランド南部の1号線沿いに観光スポットがいくつか点在しています。なので、それらをカバーしながら、アイスランド東部にある「ヴァトナヨークトル氷河」というアイスランド最大の氷河がある場所を目指すことに。

 

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まずはレイキャビクを出て、南方向へ走ります。レイキャビクを出てしばらくは、そこそこの規模の街もありましたが、それらを過ぎるとただ自然が広がるのみでした。こちらは走行中、車内から見た景色ですが、シンプルに道が敷いてあるだけで、周りは特に何もありません。

 

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さてそんな風景をしばらく走った後に見える第一のスポットが、こちらのセリャラントスフォスという滝。1号線沿いにあるので、車で走っていればすぐ気付きます。ここには簡易トイレと売店がありましたが、レストランのような施設はありません。

 

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セリャラントスフォスの裏側は、やや穿った形になっていて、このように滝の裏側に歩いて回ることが出来ます。丁度方角が西を向いているので、夕方に来ると夕日と滝が合わさった景色を見ることが出来ます。水しぶきがすごくて、結構びちゃびちゃになってしまうのが難点。

 

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セリャラントスフォスからまた少し走った場所には、スコゥガフォスという滝があります。こちらも1号線沿いです。この崖部分は、かつては海に面していたと考えられており、我々が立っている低地部分は昔は海底だったということになります。この時はたまたま水が濁ってましたが、普段はフツーの色です。

スコゥガフォスのそばには、大型のレストランがあるので、ここで休憩できます。

 

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崖にある階段を登って、滝を上から眺めることが出来ます。その水量の多さから、あたりに散る水しぶきが多く、そのため晴れた日にはこの滝には虹がよくかかるとのこと。

 

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崖を登ると、滝を形成する川が見えます。この川は氷河から流れた水でできているはずなので、この川沿いに歩いていくと氷河が見えるはずです。実際に、歩いて行っている人たちが複数いました。が、遠そうだったので我々はやめました。

 

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スコゥガフォスからさらに走ると、ヴィークという小さな村があります。ここを過ぎると、1号線沿いには村らしきものは全く見当たらなくなります。

ここは何気にアイスランド最南端の場所で、この付近にも観光スポットがあります。

 

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その一つがここ、レイニスフィヤラという海岸。結構波が高く、実際に観光客の死亡事故も発生しているので、あまり海には近付かない方がいいです。

 

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海岸にある崖壁は、マグマが冷えて固まり収縮した際に形成された割れ目である「柱状節理」が見られます。ここにしかないというわけではないですが、間近で見れるので興味があればといったところ。

 

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レイニスフィヤラの近くには、ディルホゥラエイという大きな穴が開いた崖があります。この付近には多数の海鳥が生息しており(巣があったりします)、バードウオッチングしてる人がいたりしていました。

 

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レイニスフィヤラやディルホゥラエイがあるあたりの海岸は、「ブラックサンドビーチ」と呼ばれており、実際にこのように黒色をしています。これは溶岩石が流れてきたことに起因するため、と言われています。

 

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ヴィークからヴァトナヨークトル氷河の間は溶岩石が流れ出て形成された扇状地になっていて、あたり一面がずーっと黒い砂地だったりします。そんな中に道路が敷いてあります。強風時には、この砂が激しく舞い上がり、周りが全く見えなくなることがあるらしく、車にもダメージとなることがあるので、気を付けた方がよいとのことです。

 

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そんなところを走っていて、目についてスゲェと思ったのがこの景色。向こうの山が思いっきり抉れてますが、もともとあそこには氷河があって、それが流れ出て形成されたと思われます。一応すでにここは、ヴァトナヨークトル氷河の一部です。

 

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さて、そんな道をひたすら走った後、1号線を横に外れる砂利道を走ると、スヴィーナフェルスヨークトルという、ヴァトナヨークトル氷河から流れ出てきた氷河舌を見ることが出来ます。

 

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この氷河は、駐車場から歩いてすぐのところにあり、簡単に間近で見ることが出来ます。

最初にこの景色が目に入った時、なんじゃこりゃスゲーっ、て思いました。マジで。スイスでゴルナー氷河を見たときもスゲーって思いましたけど、こちらの氷河はなんかもっと迫力が違います。間近で見れるっていうのがいいのかも。

 

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こちらは氷河をもうちょっとズームした写真です。この写真で伝わるかどうかわかりませんが、これらの氷河はとても大きいです。こんなもんが移動するなんて、自然は恐ろしいですね。ちなみに、この氷河の上を歩くツアーなんてのもあるらしいです。

 

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お隣にももう一つ氷河があります。ここらあたり一帯は、スカフタフェットル国立公園と呼ばれ、ハイキングコースや宿泊施設、キャンプ場があります。この写真の左奥方向に、インフォメーションセンターがありました。

 

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さて、さらに車でしばらく走ると、フィヤトルスアゥルロゥンという氷河湖があります。目の前にある、フィヤトルスヨークトル氷河により形成されています。目の前に迫る氷河の迫力がスゴく、こちらも非常に印象に残る氷河でした。

 

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そして、フィヤトルスアゥルロゥンからすぐの場所にあるのが、今回の最終目的地であるヨークルスアゥルロゥンという氷河湖です。アイスランド最大の湖で、観光地としてもトップクラスの人気スポットです。

この看板の左側の絵でも紹介されている通り、氷河湖には氷河由来の無数の氷山が浮いていて、これが大西洋へと流れ出ていきます。その美しさが、ここが人気スポットである理由です。

 

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が、我々が来た時には氷河湖には氷山はあまり残っていませんでした。。溶けたのか、それとも全部海に流れ出てしまったのか。。氷河のそばには、新しく崩れ落ちてきた氷山がそこそこありましたが。

 

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ここヨークルスアゥルロゥンでは、氷河湖をボートクルージングするツアーがあり、間近で氷山を見ることが出来ます。氷山がいかに巨大かというのが、わかるかと思います。

 

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一応、河口付近にはいくつかの氷山が漂着していました。ここらあたりは水深が浅いので、底にひっかかり、その後氷山が溶けたり崩壊したりなどして、それなりの小ささになってから、海に流れ出ていきます。

 

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そのため、すぐ近くの海岸では、このように多くの氷塊が砂浜に漂着しています。そこそこ寒いとはいえ、これらの氷は常に溶け続けていたので、そのうち消えてなくなるのでしょう。

 

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中にはこのように、まだかなり大きい氷塊もありました。

 

 

とまぁ、こんな感じで、オーロラこそ見れなかったものの、アイスランドの大自然を十分に堪能できました。当初はおまけ程度にしか考えていなかったアイスランドの観光ですが、これは十分満足できるレベルでスゴかったです。ツアーで行くよりは、レンタカー借りて自分たちでまわった方が記憶によく残るんじゃないかなって思います。冬に来ると、路面も凍って危ないし、寒くていろいろやる気がなくなるので、オーロラもあわよくば見たいとなると、9-10月あたりの秋がよい気がします。もしオーロラはどうでもよければ、夏にきてドライブしたらさぞ気持ちいいことだろうな、って思います。

滞在中、ずっと雲の動きをネットで調べてましたが、今回車で走ったレイキャビク含めアイスランドの南半分は、夜になると南からやってくる雲に覆われてしまうことがほとんどでした。対して、アイスランドの北半分は常に雲がかかってないことが多く、オーロラの活動レベルさえ十分高ければ、アイスランド北部に行くのが正解なのかもしれません。一応、ご参考までに。

 

 

(以下、おまけ)

 

 

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雲の動きを調べながら、がんばって雲の切れ間を探して車で移動して、オーロラを見ようと一応は努力してました。オーロラの写真は撮れませんでしたが、周りが真っ暗なので天の川は肉眼でも観察でき、こんな感じで写真撮れました。 

 

 

 

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アイスランド(2)

アイスランドにわざわざ何をしに行ったかというと、「オーロラを見る」という目的のためです。夜空に緑色のカーテンみたいなのがひらひらする、アレです。やっぱし一生に一度は見たいよね、ということで。

 

 

しかし、結論から言うと、

 

 

1週間も滞在したのに見れませんでした(涙)

 

 

まず、天気が悪くて空にはずっと分厚い雲が一面だったという点、さらに滞在中はずっとオーロラの活動レベルが低いままだった、という2点が原因です。我々が到着する1週間前にはレイキャビク上空にすら強いオーロラが観測できてたらしいので、どうやらタイミングを全力で外してしまった模様。いやー、ほんと今年はやらせてもらえない年だなぁ。

 

 

しかし、アイスランドの魅力というのはオーロラだけではありませんでした。なんといっても、アイスランド大自然がスゴイです。それを以下に紹介します。

 

 

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レイキャビクからの観光ツアーで「氷河の洞窟に入る」っていうのがあり、それを事前に予約して参加しました。が、悪天候のため、氷河に入るツアーはキャンセルになり、代わりに氷河周辺の観光スポットをまわることに。ここはレイクホルトという小さな村で、一応オーロラ観測の有名スポットらしいです。レイキャビクから北へ車で2時間ぐらいです。

 

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レイクホルトから東へ移動すると、こちらのフロインフォッサルという、溶岩の大地から湧き出た地下水が川に流れ込んで出来ている滝にたどり着きます。 水源が見られる通常の滝と違い、水が突如として表れているので珍しい滝です。

 

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フロインフォッサルからまた東へ移動すると、Vidgelmirという溶岩洞があります。この溶岩洞に潜れるツアーがありました。

というわけで、こちらに潜ってみました。

 

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溶岩が流れたことにより形成されたこの洞窟は、通常の鍾乳洞とはかなり違った景色です。この溶岩洞は保存状態がよいため、ガイドの人に壁には触らないでと念を押されました。 

 

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この溶岩洞の周辺含め、アイスランドではレイキャビクを離れると周りはただひたすら台地が広がっているだけでした。各観光地に移動するための公共交通機関などは無いアイスランドですので、こういう場所に来るにはツアーに申し込むかレンタカーを借りるという2手段に限られます。が、ツアーも申し込むと結構高いです。なので、この日だけはツアーに参加して移動したものの、以降はレンタカーを借りて自分たちで移動しました。

 

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というわけで、借りたのがこちらのスバル・フォレスター。なお、わたくし、国際免許を持っておりませんので、ずっと友人が運転してました。

 

レンタカーを借りてまず向かった先は、ゴールデン・サークルという、アイスランドにおける観光ではおそらくもっとも有名であろうスポットです。

ゴールデン・サークルは特定1か所の場所ではなく、いくつかの観光スポットが集まったエリアで、数か所を車で移動します。レイキャビクから東方向に位置しています。

 

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レイキャビクから国道36号線を東へ走ると、そのうち大きな湖が見えます。こちらはシンクヴァトラヴァトン湖といい、アイスランド最大の湖です。

 

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湖を含めたこの一帯はシンクヴェトリル国立公園と呼ばれており、ゴールデン・サークルに含まれる観光スポットの一つです。ここ、シンクヴェトリルはユーラシアプレートと北米プレートの境目になる海嶺が通っています。海嶺は通常は海の底ですが、ここでは地上に出現しているという珍しいスポットです。

 

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海嶺ということはつまり、この場所では2つのプレートがお互い反対方向に移動していくわけです。そのため、この付近ではこちらのように「ギャオ」と呼ばれる大地の裂け目を直接見ることが出来ます。こういった裂け目はアイスランドの他の場所でも見れるようですが、ここシンクヴェトリルのギャオが一番大きいとのこと。

 

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別の角度から見たギャオ。がっつり裂けちゃってます。規模の大きさかがわかると思います。

  

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ここらあたり一帯はハイキングコースになっているので、大自然を楽しみながら散歩できます。 湖ではダイビングも出来るらしいです。

 

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さて、シンクヴェトリルから車でさらに東へ移動すると、ゲイシールという場所にたどり着きます。

 

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ここゲイシールは間欠泉が有名で、写真の通り地面のあちこちから水蒸気が出ています。

 

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このエリアで最も活発な間欠泉がこちらのストロックル間欠泉で、通常時はこんな風に穏やかですが、

 

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どぉーん、と定期的にこんな風に熱水が噴出します。大体3-4分に1回ぐらいの頻度で噴出していました。

 

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別アングルからの、ストロックル間欠泉。どれぐらいの規模で噴出してるかがわかるかと思います。

 

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レイキャビクを朝に出てゴールデン・サークルを中心に観光しながら車で移動していると、ゲイシールに着くころには大体昼になってます。そのためか、ここゲイシールには大きめのレストランがありました。ここにはガソリンスタンドもあり、安心です。

 

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ゲイシールからさらに車で東へ向かうと、グトルフォスという滝がある場所にたどり着きます。

 

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こちらの写真が、グトルフォスの全景です。近くにある氷河が解けて流れ込んだ川がこの滝を形成しています。歩いて滝の近くまで近づくことが出来ます。

 

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大量の水が落ちることで激しく水しぶきをあげているので、晴れた日には簡単に虹を見ることが出来るようです。グトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」という意味で、その名の通り晴れた日には奇麗に見えるのでしょう。

 

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グトルフォスのそばには、ゲイシールと同じく大きめのレストランおよびカフェがありましたので、十分に休憩可能です。

 

ゴールデン・サークルは以上の、シンクヴェトリル国立公園ゲイシール・グトルフォスが主な観光スポットになります。これらのスポットをまわるツアーはレイキャビクからも出ていますので、レンタカーじゃないと行けないというわけではありません。

 

さて、我々が借りた車は4WDの気合入った車だったわけですが、なんでそんな車を選んだかというと、アイスランドの道には4WDじゃないと走ることが出来ない道があるからです。というわけで、せっかくなのでゴールデン・サークルだけじゃなくて、帰りにそんな道も走ってみました。

 

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アイスランドでは、普通の舗装されたメインの道から横に外れる道を進んでいくと、その先はこんな感じの所ばかりです。地図的には道ってことになってましたが、これは道なのだろうか・・・4WDじゃないと走れないっていうのは、法律的にもそう規定されているのですが、実際には物理的にも4WDじゃないと走れません。

 

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荒れ果てた道を走っていると、川が流れてたので、ここで行き止まりかなと思って引き返しました。しかし、我々より先にこの場所に来てた別の車(パジェロ)に乗ってた老夫妻は、この川も強引に渡ってさらに先まで行ってました。果たしてその先には何が見えたんでしょうか・・・(地図的には、この先に氷河があるはず)。

 

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ワイルドな道を走るのも、まぁアイスランドでの面白い部分ではあるのですが、いかんせんこんな感じで周りには本当に何もないので、もし車がパンクしたり壊れたりして立ち往生したら、助けも簡単に呼べません。それで日が沈んだりしたら最悪です。人がほとんど来ない悪路を走るのは、それなりに気を付けた方がよさそうです。

 

 

 

 (続く)

 

 

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アイスランド(1)

凱旋門賞の後は、パリ郊外のオルリー空港からアイスランドのケフラヴィーク国際空港へ。3時間ぐらいのフライトです。

 

空港について飛行機を降りて最初の感想は、「風強すぎ!」。とんでもない突風が吹き荒れてました。日本の台風でもこんな強い風は味わったことないっす。よく飛行機着陸できたなと思いました。

 

その後、予約していたシャトルバスで、アイスランドの首都であるレイキャビクまで移動。

 

レイキャビクそのものは、特に面白くもなんともないフツーの現代的な街で、たいして見るところもありません。そして、物価がとても高い。いろんなものが通常の2倍ぐらいしてます。電車や地下鉄、トラムといったものはなく、観光客が街中を移動するためには、基本はバスか車移動です。

そんなレイキャビクですが、一応少しだけ紹介します。

 

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丘の上にあり、街の中心に目立って存在するのが、こちらのハットルグリムス教会です。出来てからまだ30年ぐらいしかたっていない、新しい教会です。

 

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プロテスタント系の教会なので、中はシンプルです。

 

教会の入り口すぐ横には教会上まで登れるエレベータがあり、チケットを買って入場します。

 

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教会の上からは、レイキャビクが一望できます。雨が降っていたので、奇麗な虹がかかっていました。写真を見るとわかるように、レイキャビクは海沿いにある街です。

 

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こちらはその海岸沿いにある、ホフディ・ハウスという建物。もともとはフランス領事館として建てられたものらしいですが、その後に冷戦終結のためにアメリカのレーガン大統領とソ連ゴルバチョフ書記長の会談がここで行われたとのこと。その記念として、現在もこの建物は残してあるそうです。

 

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こちらは同じく海岸沿いにある、「サン・ボイジャー」と呼ばれるモニュメント。船をイメージしているのはわかりますが、どういう経緯でこれが建てられたのかはよくわからず。

 

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海がすぐそばなだけあって、レイキャビクでは海産物がおいしかったです。中でも、ロブスターが有名です。ただ、尾の形から見て我々がイメージするロブスターと違う気がする、と思って後で調べてみたのですが、アイスランドでいうロブスターは手長エビのことを言うらしいですね。それでも身はプリプリでおいしかったですが。

 

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レイキャビクではないですが、ケフラヴィーク空港からそれほど離れていない場所には、ブルーラグーンという温泉施設があります。世界最大の広さを誇る温泉施設です。しかし天然温泉ではなく、隣接する地熱発電所の排水を利用したものです。名前の通り、お湯が青色をしてます。観光客には大人気のようで、あらかじめチケットを予約購入して、指定の時間に入場する必要があります。お湯の温度が38度程度と、心地よい温度に設定されているため、長い時間入っていてものぼせたりすることはありませんでした。

 

 

さてアイスランドの一部をちょこっと紹介しましたが、しかしアイスランド観光の本質はこんなところにはありませんので、それを次回に紹介します。

 

 

(続く)

 

 

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凱旋門賞2016

日本からわざわざ欧州まで駆け付けてくれた友人とともに、少し旅をしてきました。前回お伝えした通り、アイスランドに行っていたのですが、実はその前にフランスのパリに行ってました。

 

皆さん名前ぐらいは聞いたことあると思いますが、「凱旋門賞」という競馬の世界的有名なレースが毎年パリのロンシャン競馬場というところで行われています。友人は大の競馬ファンなので、これを見たいということでまず凱旋門賞に参戦することになったわけです。とはいえ、わたくし自身は十数年前に京都競馬場に行ったのが最後ってな具合なので昨今の馬は全くわからないのですが、今年の凱旋門賞では日本の「マカヒキ」という馬が出走することになっており、観戦意欲が高まります。

 

ところが、今年の凱旋門賞ロンシャン競馬場が改修工事中とのことで、パリ郊外にあるシャンティイ競馬場で行われることに。

 

というわけで、パリ郊外にあるシャンティイという所にある、シャンティイ競馬場に行ってきました。

  

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シャンティイの駅前から森の中を歩いていくと、開けた場所にでました。ここがもうすでにシャンティイ競馬場のようです。

 

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チケット売り場で入場チケットを購入した後、簡単なセキュリティチェックをして入場します。出走ゲートが入口になってました。オシャレですね。

 

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第95回凱旋門賞の垂れ幕。カタールがスポンサーになっているので、カタールの名前がついてます。オイルマネー恐るべし。

 

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競馬場内に大きなテントが設置されています。一番安いチケットは席指定なしでしたが、チケットの種類によっては座席ありだったり、ゴール付近に場所が取れたりと、いろいろパターンがあります。

 

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テント内にはお土産屋さんや食事用の場所などなど結構広くスペースがとられていて、シャンパンで乾杯しながら談笑したりと、ギャンブルをしに来たというよりはパーティに参加しに来たような気分になります。こういうところ、さすがフランスですね。なんつーか、オシャレっす。

 

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テント内にあった大きなパネル。主には記念撮影用かと。

 

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テントの外は、こういったフリー座席があってくつろげるようになってました。会場には日本人も結構来てました。でかい日本国旗を羽織ってる人も。ツアーで来た人というよりは個人で来た人ばかりのようでした。おそらく重度の競馬ファンの方々なのでしょう。

 

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馬券の買い方など、解説されていましたが、全部フランス語だったのでわけわからず。とりあえず、単勝全ツッパにしました。

 

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適当に予想してみました。前回までの戦績から予想して、単勝でぶっこみました。ジャパンマネーのおかげか、マカヒキは2番人気のオッズでした。一番人気はイギリスのポストポンドという馬。とりあえずはこの2つに突っ込むことにしました。その他、アイルランドのファウンドという馬もいいなと思って買おうと思ったものの、あとで買うの忘れてました。

 

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テント内の窓口にマークシートを提出して馬券を買います。残念ながら、英語はあんまり通じません。後で気づきましたが、マークシートの塗りつぶし方を日本語で解説した紙も置いてありました。

 

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出走直前のコース前は、人でいっぱいです。我々は写真撮影もしたかったので、数レース前から陣取ってました。コースの向かい側のスタンドはどうも事前に高いチケットを予約した上級国民用の場所っぽく、ドレスコードもあるのか、スーツを着た人たちばかりでした。

 

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しかし一番安いチケットでも、こんな感じで目の前に馬が走ってるのを見ることが出来ます。 さて、先頭を走るのは10番の馬で、この馬が結局一着でした。そして、この馬はさきほど馬券を買うのを忘れていたファウンドという馬。ぬぁー、クッソー。

で、肝心の日本馬であるマカヒキはどこかというと、はるか後方で14着(16頭中)という有様。全然あかんやん・・・

 

 

欧州の競馬は初経験でしたが、殺伐とした雰囲気は全くなく、まるでコンサートを聴きに来たかのような、エレガントな雰囲気でした。あくまでもレースを楽しむ、というスタンスなんでしょうかね。毎年日本から凱旋門賞を見に来るという方もおられるようですが、なんか気持ちはとてもよくわかる気がします。

 

 

 

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タンペレ

1日フリーな日を設けていたので、ヘルシンキ以外のフィンランドのどこかに行こうと思ったものの、思っていた以上に興味をそそられる場所がありませんでした・・・

 

というわけで、なんとなくフィンランドの第2都市である、タンペレという街へ行きました。ヘルシンキからは電車で2時間ぐらいで簡単に行けます。

 

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タンペレ駅前。ヘルシンキで見たような、団体観光客のような姿は、全く見かけませんでした。しかし、観光客が全く来ないというわけではない雰囲気。

 

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駅前の道を右側に歩いて10分ぐらいすると、こちらのタンペレ大聖堂が見えてきます。

 

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大聖堂内は、丸形ステンドグラスと、壁に描かれた絵がちょっと変わっていて面白いですが、まぁそれ以外は特にといった感じ。

 

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駅前のハメーン通りという道をまっすぐ正面に歩いていくと、10分ぐらいで街の中心と思われる場所に出ます。ここらあたりからはバスが多く出ています。インフォメーションセンターもここらあたりにあります。

 

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とりあえずバスに乗って向かった先は、街の外れにあるプーニッキ公園にある展望タワー。山中のバス停から階段を上がっていくと、見えてきます。 

 

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展望タワーからは、タンペレの街が一望できます。タンペレは湖に囲まれた街なので、この展望台からはぐるっと一面に湖が見渡せます。

 

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展望台の1階には小さなカフェがありました。ドーナツが有名らしいので、とりあえず食べてみることに。ふんだんにまぶしてある砂糖にごまかされることなく、ちゃんとドーナツの味もしていて、思ったより美味しかったです。

 

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プーニッキ公園からの帰りに立ち寄ったのは、こちらのタンペレ市立美術館。

 

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この市立美術館の地下には、ムーミン谷博物館があります。もともとムーミン谷博物館は市立図書館内にありましたが、2013年にこちらに移されたとのこと。そして、このムーミン谷博物館も2016年10月で閉館となり、今度は駅近くのタンペレホールに移されて2017年より新装開店となるようです。たらいまわしにされてますね。。。

特にムーミン好きということは全く無いわたくしですが、とりあえずムーミン谷博物館を見学してみました。しかし博物館は規模も小さく(30分以内に見て回れる)、写真撮影も不可でしたし、たとえファンだったとしてもわざわざ見に来るようなものではないなという印象。来年から新装開店する博物館は展示品も増えるらしいので、そちらにご期待くださいといったところなのでしょうか。

 

あとは適当に街をぶらぶらした後、ヘルシンキへ戻りました。特にこれと言って見るものがあるわけでもないタンペレですが、ヘルシンキ同様に人はとても親切でいい印象を受けました。やはり豊かな国に住む人々は、観光客に対して優しく、心に余裕がありますね。こういうのを本当のオモテナシっていうんだろうなと思います。

 

というわけで、夏休み旅行のレポートはこれで終わりです。

 

 

ちなみに次回からは、先日に友人と訪れたアイスランドレポートが始まります(笑)。

 

 

 

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ヘルシンキ

サンクトペテルブルクから再びフェリーに乗り、次はフィンランドの首都であるヘルシンキへと移動です。

 

正直あまりフィンランドには興味が無かったのですが、まぁついでに寄ってみるかと思い、プランに組み込むことにしました。日本人には人気のヘルシンキですが、はてさてどんなところなのでしょうか。

 

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ヘルシンキの港には朝到着しました。港前からトラムが走っており、それに乗って街中まで移動します。

 

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こちらは街中にある、Kamppiというショッピングセンター。特に観光地というわけではないですが、街中に位置し、さらにはトラムの駅やバスターミナルもあるため、多くの人でにぎわっています。

 

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Kamppiセンターの前はちょっとした広場になっていて、催し物があったりしていました。奥に見える茶色の筒状の建物は礼拝堂になっています。

 

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礼拝堂の中は静かで、小さくシンプルです。ここは宗教的な儀式の場というよりは、静寂を感じるための場所、という位置付けらしいです。

 

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Kamppiセンターから北へ歩いて10分ぐらいのところには、テンペリアウキオ教会という教会があります。外見からだと、全く教会だと認識できませんが。

 

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テンペリアウキオ教会は、岩をくりぬいた中に作られているという、かなり変わった教会です。上部の大きな窓により、十分に光が入るようになっているので、岩肌で囲まれていても冷たさは感じないようになっています。

 

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テンペリアウキオ教会からさらに北へ移動すると、シベリウス公園という公園があります。Kamppiセンターから歩くと結構遠いので、バスを使う方がよいでしょう。

フィンランドの作曲家であるシベリウスの記念公園とのことで、公園の中心にはこのようなモニュメントがあります。右にある人の顔をした像がシベリウスですが、なぜこのようなデザインなのだろうか。。。

 

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さて、Kamppiセンターから西の方に歩いていくと、ヘルシンキ中央駅があります。正面入り口の両隣には、ランプを持った像が左右に2体ずつ立っており、理由はよくわかりませんが有名らしいです。奥に見えているのは、高さが50メートル近くある時計塔です。

 

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ヘルシンキ中央駅からさらに西へ歩くと、ヘルシンキのランドマーク的な建築物である、ヘルシンキ大聖堂があります。大聖堂前は、元老院広場という大きな広場になっています。

 

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大聖堂内は、シンプルなつくりです。特に特徴的なものがあるわけではないですが、ヘルシンキの名物教会なので、観光客は次から次へと訪れてきます。

 

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大聖堂から南へ下るとすぐには港があり、野外市場が催されていました。野菜や果物、海産物だけでなく、観光客向けのお土産など、いろいろなものが売られています。

 

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外市場だけでなく、港にはこちらの屋内仕様のオールドマーケットもありました。

 

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オールドマーケットの内部には、食材屋さんだけでなく、ちょっとしたカフェやレストランもありました。さっと歩いて見て回っただけですが、売られている食べ物がどれもこれもとても美味しそうでした。ここでいろいろつまみ食いするのも楽しそうです。

 

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港のそばには、フィンランド正教会の教会である、こちらの生神女就寝大聖堂(ウスペンスキー大聖堂)があります。小高い丘の上に立っていますが、歩いてすぐ登れます。

 

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大聖堂内は広くはないですが、こちらのイコノスタシスは見ておいても損はないでしょう。

 

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さて、港なだけあって、ここからは当然小型フェリーが出ています。この港からは、ヘルシンキのそばにある小島へと渡ることが出来ます。

 

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というわけで、観光地として有名な島に船で渡りました。こちらは、「スオメンリンナの要塞」と呼ばれ、世界遺産にも指定されています。

 

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島内の博物館に飾られていたこの空撮写真を見るとわかりやすいですが、スオメンリンナの要塞は6つの小島からなる海防要塞です。

 

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要塞とはいっても、特に重々しい雰囲気があるわけではなく、割とのんびりとした広い景色が広がっているのみです。海の景色を見ながら散歩して、ゆったりするのに丁度いいところが人気なのかもしれません。

 

 

ヘルシンキは、コレっていう観光スポットが無いというか、 ややインパクトに欠けるかなという感じ。歴史的なモノを期待する場所ではないですね。

 

しかし、街はとても現代的でオシャレでしたし、現地の人のファッションもオシャレ感満載でした。あと、現地の人は観光客を大切にしているというのがよく伝わってきて、気持ちよく観光できる街だなと思いました。北欧なだけあって物価はやはり高めなので、あまり長居をするのはキツイですが。

 

ヘルシンキで有名なのは現代美術やデザイン系の美術館とのこと。現代美術には全く興味が無いので、その手の美術館には行きませんでしが、そういうのが好きな人にはいいのかな?

 

 

 

(続く)

 

 

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サンクトペテルブルク

タリンで素晴らしい時を過ごした後は、ロシアのサンクトペテルブルクへと移動します。今回の夏旅行で本当に行きたかったのは、実はこのサンクトペテルブルクです。

 

ロシアに入国するには、通常ビザが必要です。数多の国にビザなしで入国できる最強の日本国パスポートも、ロシアの前では通用しません。よって、ロシアを観光するとなると事前準備が結構めんどくさいのです。しかし、サンクトペテルブルクに行く場合には抜け道があります。

 

それは、海路でサンクトペテルブルクに入国すること、です。St.Peter lineというフェリー会社のフェリーで、タリン、ヘルシンキストックホルムから入国すると、ビザなしで72時間まで滞在が可能です。今回はこのシステムを利用して、サンクトペテルブルクに行きました。

 

しかし、3日間滞在したかったものの、3日目の帰りのフェリーの予約が一杯だったので、今回は残念ながら2日間しか滞在できませんでした。クソー。

 

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タリン港のフェリーターミナルから、サンクトペテルブルクへと向かいます。夜タリンを出発して朝にサンクトペテルブルクに到着します。フェリーで長距離移動するのは、大阪南港から「さんふらわあ号」に乗って以来の15年ぶりぐらいですぞ。

 

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出港までの間、ビールを飲みながらフェリーからタリンの街を眺めてました。タリンは本当に奇麗な街だったなぁ。

 

フェリーの長距離旅は、出港してしばらくぐらいは結構テンションあがって楽しいのですが、そのうち日が沈んで真っ暗になって外は何も見えなり、やることがなくなってしまうという。一人旅だと、特にやることがなくて面白くない。しかし、St.Peter lineのフェリーは全部個室になっていて、ちゃんと各部屋にシャワーとトイレもついていました。おかげで、ここまでの旅の疲れを癒せました。レストランはビュッフェ形式で結構おいしかったですし、ビールも飲み放題でした。それとは別にバーもいくつか入っており、「大人のショー」が開催される店もあったりと、なかなか充実してます。比較するのもなんですが、さんふらわあ号より値段も安く圧倒的に快適でしたし、熟睡できました。

 

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さて、サンクトペテルブルク港には朝8時ぐらいに到着します。フェリーから出て目の前に広がる風景はなんとも廃れた雰囲気。いやぁこの退廃的な雰囲気なんだよね、わしが求めていたのは。

 

St.Peter lineでサンクトペテルブルクにビザフリーで入ると、自動的に街中へのシャトルバスサービスがセットになっています。港から街中まで、15分ぐらいです。

 

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シャトルバスは、こちらの聖イサアク大聖堂の目の前に到着します。まさに本場ロシアの、ロシア正教会の大聖堂です。このすぐ隣にはインフォメーションセンターもあります。しかし、聖堂もインフォメーションセンターも、開く時間が遅いです(10時過ぎぐらい)。

 

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入るのは有料ですが、大聖堂内はモザイク画や天井画などが見事ですので、見る価値は十分あります。

 

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例のごとく、聖イサアク大聖堂のクーポラには登ることができ、サンクトペテルブルクの街を一望できます。眺めは・・・まぁそれほどでもという感想。余裕があれば登ってみてもいいかな、という感じ。

写真見るとわかりますが、港前の雰囲気とは違って、街中は観光のメインの場所なだけあってフツーに奇麗でした。まぁそりゃそうか。

 

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聖イサアク大聖堂の隣には、アレクサンドロフスキー公園があります。また、サンクトペテルブルクにはネヴァ川という大きな川が流れており、クルージング船などもあります。川の向こう側も見て周りたかったですが、時間の都合上行けず。

 

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クーポラからも見えていたアレクサンドロフスキー公園には、サンクトペテルブルクを築いたピョートル大帝の像があります。馬の2本の後ろ脚だけで立っているので、とても力強く見えます。

 

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ピョートル大帝像の隣には、旧海軍省の建物があります。こちら、もともとはロシア海軍省の本部でした。今では海軍大学校として使われているようです。

 

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そして、その旧海軍省のさらに隣にあるこちらの建物が、サンクトペテルブルク観光の一番の目玉であるエルミタージュ美術館です。今回の旅は、ここに来るためにプランしたといっても過言ではないです。いやー来てやったなぁ、といった感じ。

 

世界三大美術館の一つでもある超有名美術館で、また夏休みシーズンだったこともあり、観光客が非常に多かったです。ほとんどが団体観光客だったので、次から次へと観光グループが押し寄せては去って行きます。ゆっくり鑑賞なんてのはもう無理なぐらい。

よって、チケットは事前にネットで予約購入した方が、スムーズに入館できます。しかしネットの方が当日購入より料金がやや高いのはなぜなのか。。。

 

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こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が展示されている部屋ですが、観光客でいっぱいで身動き取れませんでした。ちなみに館内は自由に撮影可能です。

 

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美術品だけでなく、内装も奇麗なエルミタージュ美術館です。それもそのはずで、この建物は冬宮殿と呼ばれ、かつてはロシア帝国の宮殿でした。

館内はこれまたクッソ広いので、全ては見て回れませんでした。地図を見ながら効率よく回らないと、無駄に時間を消費してしまいます。個人で普通に見て回ると、半日から1日費やすかな、といったところ。

 

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こちらは、旧海軍省からまっすぐ伸びている「ネフスキー大通り」という通り。ネフスキー大通りは、サンクトペテルブルクの中心的な通りで、観光スポットやブランドショップが並んでいます。

 

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ネフスキー大通りを歩いていると、サンクトペテルブルクには運河が流れていることに気付くことが出来ます。あまりイメージありませんでしたが、実はサンクトペテルブルクは水の都なのです。いろいろな場所から、運河クルーズ船が出ています。

 

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ネフスキー大通りには、こちらもロシア正教会の聖堂であるカザン大聖堂があります。バチカンのサンピエトロ大聖堂を手本に設計した聖堂で、サイズは小さめですが見た目がそっくりです。こちらはガチ信者の方々が普通に使っている聖堂なので、内部は写真撮影禁止です。しかし内装も見事でイコンも見ごたえがあるので、邪魔にならないように見学しましょう。

 

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カザン大聖堂の横には小さな運河が流れていますが、その先にはなんだか特徴的な建物が。

 

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その特徴的な建物は、「血の上の救世主教会」というロシア正教会の教会です。このネギみたいな形した装飾が、まさにロシアといった雰囲気を出してます。入口はこの写真から見ると、裏側にあります。

 

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内部は全面にモザイク画が描かれており、異彩を放ってます。意外と内部の面積は広くなく、すぐに歩き回れてしまいますが、このビッシリ描かれたモザイク画を見てると飽きません。

 

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街を歩いていると、至る所でマトリョーシカ人形売ってました。やっぱロシアっていったらマトリョーシカだろうということで一つ買おうとしたら、2つ買ったらもう一つタダであげるとか言われて、特に使い道もないのに3つも入手してしまった。

 

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ネフスキー大通りをさらに歩くと、フォンタンカ川という大きな川に架かる橋である「アニチコフ橋」という橋にたどり着きます。写真からでは橋とわかりにくいですが。この橋の四隅には、「馬使い」と呼ばれる大きな彫像が飾られているので見つけやすいと思います。

 

さて、サンクトペテルブルクは文豪ドストエフスキーが活躍した街としても有名です。わたくし、子供の頃は多くの海外文学作品を読みましたので、ドストエフスキーの作品も読破しております(ただ、もはや内容をあまり覚えていません(汗))。なので、サンクトペテルブルクにはドストエフスキー博物館もあります。ネフスキー大通りをさらに歩くとたどり着くらしいですが、ちょっと遠かったので、行きませんでした。サンクトペテルブルクは、歩いて観光するには相当に広い・・・

 

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その代わりに、歩いて割と簡単に行ける場所にあったドストエフスキー関連スポットがこちら。ストリャルニ通りとグラジュダンスカヤ通りという通りが交差する、聖イサアク大聖堂から歩いて5-10分ぐらいの場所です。団体観光客も来ないので、静まり返っています。さてここ、写真を見ると何なのか全くわかりませんが、こちらの黄色の建物は、「罪と罰」の主人公のラスコーリニコフが住んでいたという設定になっていた建物です。

 

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建物の角には、ドストエフスキーの像が飾られています。その下には、わたくしキリル文字は全く読めませんので、何て書いてあるのか全然分かりませんが。

 

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というわけで、以上の観光スポットを見て回っただけで、あっという間に2日消費してしまい、再びフェリーでサンクトペテルブルクを去る時間になってしまいました。

もっと行きたいところあったんですが、公共交通機関はキリル文字が全然読めないのもあってちょっと使いづらく(街中では意外と英語表記が少なかったです)、初見には敷居が高かったかな。日本に来た外国人の気持ちがよくわかります。また、サンクトペテルブルク郊外にある宮殿などには、時間の都合で行けなかったですし、いやー少なくともあと1日は欲しかったなぁ。。。

 

で、サンクトペテルブルクの感想ですが、思っていたよりずっと良かったです。まず第一に物価が安い!大都会なのに物価が安いとは、想定してなかったのでうれしかったです。言語に関しては、インフォメーションセンターの人は流暢な英語をしゃべりますが、対して一般人は英語はほとんど通じない感じ。でも結構みんな親切でしたし、好印象です。ロシアと聞くと治安はどうなんだと思われますが、ここサンクトペテルブルクに関しては全く問題なく、他のヨーロッパの観光地と同じような感じです(少なくとも今回歩いた範囲では)。「おそロシア」的なことは全くありませんでした。

 

サンクトペテルブルクには、もっともっと見どころがあるはずなので、ちゃんとビザとってじっくり観光する方がいいかもしれないな、と思いました。

 

 

 

(続く)

 

 

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タリン

さて、リガのバスターミナルから、お次はエストニアの首都であるタリンに移動です。リガからタリンは、結構距離があり4時間ぐらいかかります。リガからタリンに向かうバスは、結構混雑していて、座席はほぼ全部埋まってました。

 

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長距離移動の末、ようやくタリンのバスターミナルに着きました。このバスターミナルは、微妙にタリンの観光中心である旧市街から外れたところにあります。ここのすぐ近くにトラムの駅があるので、それに乗って街の中心まで移動します。10分ぐらいで着きます。

 

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旧市街へはどこからでも入れますが、せっかくなのでこの「ヴィル門」から入ってみましょう。昔は、ここが旧市街へ入る正式な門でしたが、その後取り壊されてしまい、今はこの2つの塔が残っているだけです。この門手前あたりには現代的な建物がたくさん立っているのですが、この門をくぐって旧市街に入るととたんに中世の景色になります。

 

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ヴィル門から歩いて最初の角を右に曲がると、すぐに見えるのがこちらの「セーターの壁」です。タリンの名物の一つです。高く長く続く城壁のふもとで、北欧らしいセーターの編み物がたくさん売られています。夏の真っ只中でしたが、お土産として結構買っていく人も多かったです。

 

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セーターの壁がある城壁には、有料ですが、登ることが出来ます。そこそこの距離があるので、城壁を歩きながら中世の雰囲気を味わうのもよいでしょう。

 

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城壁を登る入口の近くには、「聖カタリーナの小径」という小道に入る入口があります。ここはタリンで最も中世を感じられる場所と言われています。昔、このそばに聖カタリーナ教会という名の教会があったことに由来します。ここには工芸職人のギルドがあり、今でもその制作風景を見ることができます。

 

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聖カタリーナの小径からそれほど離れていないところには、「職人たちの中庭(MEISTRITE HOOV)」と呼ばれる場所に通じる小道があります。

 

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職人たちの中庭には、その名の通り工芸職人の作業場があり、さらにはタリンで老舗のチョコレートカフェがあります。

タリンの素晴らしいところの一つは、このように小さな小道をくぐった先に落ち着いた中庭があり、そこにいい雰囲気のカフェやレストランがある、といったような場所が多々あるところです。自分だけのお気に入りの中庭カフェを見つけることが出来ると、うれしい気持ちになれます。

 

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ここはラエコヤ広場という、旧市庁舎前にある大きな広場です。レストランのオープンテラスや、お土産屋さんなど、ここ旧市街の中心となる場所です。写真に写っている旧市庁舎は、内部見学が可能ですが、訪れた時は残念ながら閉まっていました。また、塔にも上ることが出来ます。

 

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ラエコヤ広場には、この市議会薬局(Raeapteek)という薬局があります。ヨーロッパ最古の薬局といわれています。

 

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内部は普通の薬局になっていて、薬を買うことが出来ます。それに加え、この奥の部屋が小さな博物館になっており、昔の薬などが展示されています。無料で入って見学できるのですが、普通に営業している薬局なので、若干気が引ける感じも。

 

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ラエコヤ広場のすぐそばにあるのが、この精霊教会です。この教会の壁にかけられている時計は、タリンで最古の公共時計です。

 

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精霊教会の内部は広くはありませんが、木製の装飾や祭壇が美しいです。

 

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精霊教会の前には、中世タリンにおける商人の交流の場所だった「大ギルドの会館」があります。現在では、建物の中はエストニア歴史博物館になっています。

 

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大ギルドの会館前に通っているのはピック通りという、旧市街のメインストリートのようなもので、この道はまっすぐ長く旧市街の外まで続いています。メインストリートのようなものとはいっても、ずっとレストランやカフェなどが続いているというわけではないため、中心地から歩くにつれ、だんだん人気もなくなっていきます。

 

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ピック通りを歩いていくと、未婚商人の組合の館であるブラックヘッド会館があります。この館の扉が特徴的なことで有名です。

 

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そのままずっとピック通りを歩いていると、3色カラーで塗り分けられた「三姉妹の家」が目に入ります。中世頃に建てられ、当時は商人の事務所として使われていました。なお、今ではホテルとして使われています。

 

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三姉妹の家から歩いてすぐには、「太っちょマルガレータの塔」というちょっとかわった名前が付けられた塔があります。こちらは砲塔になっており、タリンの港の近くにあります。そのため、当時はこの大きな砲塔が、外敵に対しての威圧になっていたようです。フェリー経由でタリンに来た人は、おそらくこの塔からタリン旧市街に入るんじゃないかな、と思います。

 

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さて、太っちょマルガレータの塔からライ通りという道沿いに旧市街に戻ると、こちらの聖オラフ教会があります。こちらの教会塔には、螺旋階段の通路を歩いて登ることが出来ます。内部の通路は狭く、入場者数制限もなかったので観光客で詰まってましたが、登る価値は十分にあります。

 

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塔の上から、タリンの港方面を見ると、こんな感じ。左に太っちょマルガレータの塔が見えてますので、港との距離がわかると思います。

 

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こちらは、旧市街のパノラマ写真です。旧市街には、いくつか展望台がありますが、この聖オラフ教会の塔が、いちばんきれいに旧市街全景を見渡すことが出来ると思います。

さて、この画像を見ていると、この旧市街には少し丘のようになっているところがあるのがわかるとおもいます。ここはトームペアの丘と呼ばれています。

 

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聖オラフ教会前のライ通りをまっすぐ歩いていくと再びピック通りと合流し、そしてトームペアの丘に通じる「長い足」と呼ばれる通りを登ります。この写真の遠くには、さきほどの聖オラフ教会が見えているのがわかると思います。

 

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そしてトームペアの丘に入ってまず目に入るのが、こちらのアレクサンドル・ネフスキー大聖堂です。エストニアがまだロシア帝国の一部だったころに建てられた、ロシア正教会の聖堂です。内部見学できますが、撮影は禁止です。

 

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アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の前には、トームペア城があります。ピンク色でちょっとかわっていますが、今では国会議事堂として利用されているそうです。

このトームペア城前広場には、なんだか人が集まったり、舞台が設置されてたり、テレビ撮影のセットがあったり、いったい何がこの日あるんだろうと思っていたのですが、どうやらこの日は「エストニアソ連から独立を回復して25周年の記念日」だったようです。午後にはこの広場が人でいっぱいになり、音楽を演奏してみんなで歌ったりと、盛り上がっていました。

  

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同じトームペアの丘には、こちらの聖母マリア大聖堂があります。ここの塔にも登ることが出来ます。 

 

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トームペアの丘は、丘というだけあって少し高い位置にありますので、タリン周辺や旧市街を見渡せる展望台があります。その一つが、ここKohtuotsa Vaateplatsという展望台(といっても観光客しか映ってませんが・・・)。聖母マリア大聖堂から続くKohtu通りという通りを歩いていると、目に入ります。

 

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Kohtuotsa Vaateplatsから見た、タリン旧市街。左には聖オラフ教会、正面奥にはタリン港が見えています。

 

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もう一つが、Patkuli Vaateplatsという場所。小さなRahukohtu通りという通りに、この写真のように小さな入口があります。

 

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上の入口から入ってPatkuli Vaateplatsから見た、タリン旧市街です。聖オラフ教会が正面に見えています。

こちらの展望台は、意外と発見しにくいのか、観光客は少なめでした。しかし眺めは、個人的にはこっちのほうがよかったです。

 

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さて、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂まで戻り、「長い足」を通らずに下町に戻る途中には、デンマーク王の庭園という広場があります。この広場は城壁に囲まれており、また城壁の上にはカフェがあります。疲れたらここで休むのもいいでしょう。

 

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デンマーク王の庭園のすぐ近くには、「キーク・イン・デ・ショク」という塔があります。「台所を覗く塔」という意味があり、当時兵士がこの塔から下の家にある台所を覗き見できると言ったことから、こういう名前になったとか。現在では軍事博物館として利用されています。

 

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こちらは、デンマーク王の庭園から旧市街におりる道である、「短い足」という通り。やや急な坂道になっています。

 

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「短い足」をおりるとすぐに目に入る大きな教会が、こちらの「聖ニコラス教会(ニグリステ教会)」です。内部は博物館になっていて、入るのは有料です。

 

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この教会には、ドイツの画家ベルント・ノトケによる作品「死の舞踏」という絵画があります。オリジナルはドイツのリューベックにあったのですが、戦時中に失われたようです。こちらは、ベルント・ノトケによるオリジナルの模写になります。

 

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聖ニコラス教会からラエコヤ広場に戻る途中には、タリンの地ビールが堪能できるBeer houseというブリュワリーがあります。

 

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内部は結構広くて、座席数も多いので、割と余裕をもって入ることが出来ると思います。ここでは、美味い地ビールを楽しめます。

 

 

さて、ここタリンがバルト三国旅行では最後の場所だったのですが、ここタリンが一番素晴らしかったです。リトアニアラトビアエストニアという順に観光地としての素晴らしさが上がっていく感じです。しかし同時に、観光客の数と物価も上がっていく感じですが。。。

もともとソ連支配下ということもあって、わたくし、勝手に退廃的なイメージをバルト三国に対して持っていたのですが、それは全くの間違いでした。中世の街がきれいに保存されており、なおかつ歴史的背景からか、ドイツ・ロシア・北欧の文化等がうまくミックスされている感じです。旧市街外の新市街はとても現代的で、そのギャップもなかなか面白いです。物価も、「今のところは低い」ので、観光は超オススメです。

 

 

(続く)

 

 

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リガ

さて次は、ラトビアの首都であるリガに向かいます。

 

シャウレイのバスターミナルから、リガ行きのバスがあります。てっきり大型バスに乗るのだと思っていたら、実際にやってきたのはマイクロバスでした。しかしこの時、リガ行きの乗客は数名だったので問題ありませんでした。

 

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シャウレイから2時間ぐらいで、リガのバスターミナルに到着しました。これだと、リガに滞在しながら日帰りで十字架の丘に行く、みたいな旅行プランも可能ですね。

 

リガのバスターミナルは、リガ旧市街に近いので、徒歩で簡単にアクセス可能です。

 

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リガの旧市街に足を踏み入れ、しばらく歩いてみたところ。中世の雰囲気がよく保存されています。リガはハンザ同盟に加わり栄え、旧市街はドイツ人によって作られたと言われています。そのため、中世ドイツの雰囲気が街並みにも色濃く反映されています。

 

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市庁舎広場から見た、ブラックヘッド会館(右)と聖ペテロ教会(左)。ブラックヘッド会館は、ハンザ同盟で栄えた中世に建設された、未婚の貿易商人のギルドです。聖ペテロ教会は、この旧市街で最も高い建築物になります。

 

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聖ペテロ教会の裏側には、なんだか見たことある像が。そう、これ「ブレーメンの音楽隊」の像です。リガはブレーメンとは姉妹都市なので、この像が置いてあるとか。しかしブレーメンにある像と比べて、全然かわいくないのはなぜなのか。。。

ブレーメンにある像は以下記事参照) 

st1215.hatenadiary.jp

 

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聖ペテロ教会の塔には、エレベータで登ることが出来ます。ここからは、リガ旧市街を一望することが出来ます。写真で見るとわかる通り、リガはすぐそばを流れるダウガヴァ川沿いに栄えました。

 

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広いダウガヴァ川では、クルージングツアーもあります。天気が良いと、なかなか気持ちよさそうです。

 

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リガでもう一つ重要なのが、こちらのリガ大聖堂です。バルト三国において、最大級の大聖堂と言われています。

 

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リガ大聖堂には、世界最古と言われるパイプオルガンがあります。しかしどうやら、現在は修復工事中のよう。

 

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また、大聖堂にある美しいステンドグラスは、リガの歴史を描写しています。

 

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さて、リガ旧市街に出て細い路地を歩いていると、こちらの「三人兄弟の家」という三つの連なる家を見つけることが出来ます。それぞれ違う時代に、違う建築様式で建てられ、また当時の外観をほぼそのまま保っています。

 

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こちらは、スウェーデン門と呼ばれる門です。当時、近くの兵舎に住んでいたスウェーデン人がよく利用していたため、この名前になったとか。また、この門には伝説があります。かつてリガでは女性が外国人と会うことが禁止されていたのですが、とある女性がスウェーデン兵と恋に落ちこの門で会っていたようです。しかし、そのことがバレた結果、罰として女性はこの門に埋められてしまったとか。実際この門を調べると、女性の骨が埋まっているのが分かったという、嘘かホントかよくわからないオマケ話もあるようです。

 

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こちらは、通称「猫の家」。見てわかる通り、屋根の上に猫の像があります。普通に街を歩いていると全く気が付きません。この猫は、もともとドイツ人ギルドの方向にお尻を向けていました。当時、ギルドにはラトビア人は参加できず、それに怒ったラトビア人が、屋根の上に猫を設置し、お尻を向けさせることで怒りを表現したとか。その後、ギルドへの参加が許可され、猫の向きは今の方向になったとのこと。

 

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おまけですが、リガの旧市街を歩いていたら、出会いました。今回の旅で出会った、最初で最後の、猫です。

 

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こちらは旧市街の外にある、自由の記念碑。ラトビア独立戦争の際に犠牲となった兵士に捧げられたモニュメントです。この記念碑のある場所は、大きな広場になっています。

 

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記念碑のある広場から通りをまっすぐ進むと、救世主生誕大聖堂があります。こちらはロシア正教の教会になっています。内装が豪華なので見る価値はありますが、写真撮影は禁止です。 

 

 

リガの旧市街は小さくコンパクトにまとまっており、割と簡単に歩いて見て回ることが出来ます。大きく迷うこともないでしょう。上述の通り、街並みは中世ドイツの雰囲気があり、その中に多くのレストランやカフェが入っています。目的もなくふらふらあるいているだけでも楽しいです。物価も安く、のんびり過ごすのには最適な街ですね。

 

 

 

(続く)

 

 

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